地元雑誌の女性編集者が教える都会女子を虜にする、癒しの体験旅

モデルコース(エリア)

奈良のいいとこどり!
古都の真ん中を、
鹿と一緒にぶらり旅

誰もが知る大きなお寺と大仏さま。そして愛らしい鹿が待つ奈良公園。
歴史と文化の香りを感じながら、ノスタルジックなさんぽが楽しめる、ならまち。
そこには、伝統が息づく可愛くておいしいモノが待っています。

    01

    元興寺がんごうじ

    飛鳥時代の古代瓦が
    今も残る
    庶民信仰が息づく世界遺産

    にぎやかな街の中にありながら静寂に包まれた境内に、国宝の極楽堂(本堂)と禅室が並びます。飛鳥時代に建立された日本最古の寺院・法興寺が起源で、平城京に都が遷った際、飛鳥から建物を新築移転。今も飛鳥時代の屋根瓦が一部残っています!中世以降からは地蔵信仰が盛んになり、境内にはたくさんのお地蔵様も。

      • 極楽堂。鎌倉時代の僧坊だった建物の一部です

      • 上:極楽堂。鎌倉時代の僧坊だった建物の一部です

        下:色んなお地蔵様の表情の違いにも注目です

        色んなお地蔵様の表情の違いにも注目です

    • 「行基葺き」呼ばれる日本最古の瓦葺き

    詳細情報

    住所
    奈良市中院町11
    電話
    0742-23-1377
    拝観時間
    9:00~17:00(入門は16:30まで)
    拝観料
    500円(秋季特別展期間中600円)
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約12分
    WEB
    https://gangoji-tera.or.jp/
    02

    春鹿醸造元(今西清兵衛商店)
    はるしかじょうぞうもと いまにしせいべいしょうてん

    日本酒ファンの心をつかむ
    オリジナルグラスできき酒を

    明治17年(1884)創業の老舗酒蔵。清酒「春鹿(はるしか)」の醸造元として知られています。酒蔵ショップでは、定番から季節限定酒までバラエティに富んだ5種類のお酒をきき酒することができ、底に鹿が彫られたオリジナルデザインのグラスは購入することもできます。

    • きき酒のお酒は季節によって変わるので、何度行っても楽しい

    • きき酒500円。オリジナルグラス330円

    • 店先には杉玉が吊られています

    詳細情報

    住所
    奈良市福智院町24-1
    電話
    0742-23-2255
    営業時間
    10:00~17:00(きき酒の受付は16:30まで)
    定休日
    1月~9月の第2・4火曜(祝日の場合は翌日)
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約15分
    WEB
    https://www.harushika.com/
    03

    はり新はりしん

    五角形のお弁当箱に
    奈良の名物を詰め込んで

    奈良時代、藤原京と平城京を結んでいた古道「上ツ道(かみつみち)」に面した日本料理店。古道の名前にちなんだ看板メニューの「かみつみち弁当」は、吉野葛や奈良漬などの奈良名物や、地元の旬の食材で作る松花堂弁当。弁当箱の角が一片なく五角形なのは、「角が取れる=円満になる」という意味が込められているそうです。

    • かみつみち弁当2,980円

      • 武家屋敷の名残をとどめるお部屋。囲炉裏席もあります

      • 上:武家屋敷の名残をとどめるお部屋。囲炉裏席もあります

        下:築230年の元両替商の建物を利用する立派な店構え

        築230年の元両替商の建物を利用する立派な店構え

    詳細情報

    住所
    奈良市中新屋町15
    電話
    0742-22-2669
    営業時間
    11:30~14:30(LO)、18:00~20:00(LO)
    定休日
    月曜(祝日の場合は翌日)
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約12分
    WEB
    https://harishin.com/
    04

    吉田蚊帳よしだかちょう

    カラフルな色数に
    迷ってしまう
    吸水性抜群の蚊帳ふきん

    奈良はかつて蚊帳の一大産地でした。ならまちに今でも残っているお店がこちら。おみやげに1番人気があるのは、蚊帳で作った「ならまちふきん」。薄い蚊帳生地を8枚重ねることでとても丈夫。そのうえ、吸水性が良く汚れがつきにくいんです。常時約18色ものなかから選べるのも魅力。

    • ならまちふきん420円

    • 本麻の蚊帳生地を和の色に染めたのれん

    • 風情あるならまちの一角に建っています。創業は大正10年

    詳細情報

    住所
    奈良市芝新屋町1
    電話
    0742-23-3381
    営業時間
    9:00~18:00
    定休日
    月曜(祝日の場合は翌日)
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約12分
    WEB
    http://yoshidakaya.co.jp/
    05

    寧屋工房なやこうぼう

    炎の揺らめきで魅せる
    巧技が生み出す幻想の世界

    奈良の伝統工芸である赤膚焼(あかはだやき)の陶芸家・武田高明さんの工房。赤膚焼は、乳白色の柔らかな風合いの陶器に、可愛い「奈良絵」を描いているのが特徴。なかでも目を奪われるのは、武田さんが生み出した燈火器(とうかき)。透かし彫りを施した陶器の中に火を灯し、映し出す影の美しさを楽しむもので、とても幻想的。

    • 鹿や木などが描かれた「奈良絵」のコーヒーカップ8,500円~

    • 炎の揺らめきを映し出す燈火器。サイズや柄によって値段が異なります

    詳細情報

    住所
    奈良市芝新屋町18
    電話
    0742-23-3110
    営業時間
    10:30~17:30
    定休日
    水曜
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約15分
    WEB
    http://www.nayafactory.jp/
    06

    庚申堂・奈良町資料館
    こうしんどう・ならまちしりょうかん

    災いから守ってくれる
    ならまちの“庚申さん”

    庚申堂は、悪病や災難をもたらすという三尸(さんし)の虫を退治する青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)を祀るお堂。ならまちの町家の軒先でよく見る赤いぬいぐるみは「身代わり申」といい、青面金剛のお使いとして、災いを払ってくれる存在です。庚申堂の前にある奈良町資料館では、身代わり申の販売も行っています。

    • 庚申堂。屋根の上には「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿が乗っています

    • 身代わり申は購入すると背中に願い事を書いてもらえ、それを家に吊るしておきます

    • 奈良町資料館に祀られる青面金剛像

    詳細情報

    住所
    奈良市西新屋町14
    電話
    0742-22-5509
    営業時間
    10:00~16:00
    定休日
    無休
    入館料
    無料
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約15分
    WEB
    http://naramachi.co.jp/
    07

    寧楽菓子司 中西与三郎
    ならかしつかさ なかにしよさぶろう

    築130年の町家でほっこり
    奈良らしい和菓子に舌鼓

    ならまちで愛されて100余年の、風情ある町家の和菓子店。「ならまちをモチーフにした和菓子を楽しんでもらいたい」と身代わり申を模した「庚申さん」や「奈良町だんご」などが揃います。店奥には中庭を愛でながら季節の上生菓子と抹茶のセットが味わえる茶房を併設。町家の風情にほっこりでき、散策の休憩にもピッタリです。

    • 季節の上生菓子と抹茶のセット880円。庚申さんは、こし餡と白餡の2種類から選べる

    • 畳の部屋にテーブル席を配した茶房「六坊庵」

    • 築130年の町家を改装。創業100周年を迎えた2013年に茶房を新設

    詳細情報

    住所
    奈良市脇戸町23
    電話
    0742-24-3048
    営業時間
    9:30~18:00
    定休日
    不定休
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約10分
    WEB
    http://www.naramachi.jp/

    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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