東大寺とうだいじ
歴史もスケールも壮大な
日本を代表するお寺
「奈良の大仏さま」の寺として知られ、世界最大級の木造建築である大仏殿、南大門の日本一大きな金剛力士像など、スケールの大きさは格別。奈良時代以来の歴史と仏教文化の奥深さを今に伝えています。大仏殿の裏手から裏参道を上ると見えるのが二月堂。お堂の舞台からは奈良市内を一望でき、とっておきのビュースポットです。東大寺の境内スポット紹介はこちらから。
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国宝の大仏殿。2度焼失し、現在の建物は宝永6年(1709)に落慶したもの
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「奈良の大仏さま」として知られる
本尊・盧舎那仏(るしゃなぶつ) -
市内を一望でき、青く澄みわたる空が
すがすがしいです
詳細情報
- 住所
- 奈良市雑司町406-1
- 電話
- 0742-22-5511
- 拝観時間
- 大仏殿、法華堂(三月堂)、戒壇堂
4~9月 7:30~17:30、10月 7:30~17:00、11~2月 8:00~16:30、3月8:00~17:00 - 拝観料
- 大仏殿、法華堂(三月堂)、戒壇堂入堂料各500円
- アクセス
- 近鉄奈良駅からバス約4分「大仏殿春日大社前」下車、徒歩約5分
- WEB
- http://www.todaiji.or.jp/
春日大社かすがたいしゃ
並ぶ燈籠の数は
日本一
全国の春日神社の
総本社
1300年前、平城京を守護するために創建。ご祭神は鹿島神宮から白鹿に乗ってこられたとされる武甕槌命(たけみかづちのみこと)を含む四神。約3000基もある石燈籠と釣燈籠には直江兼続ら歴史上の偉人が寄進したものも。2016年に20年に一度の式年造替を終え、朱塗りの社殿もいっそう鮮やかに。境内には縁結びで知られる夫婦大國社もあります。
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青空に朱が映える中門と御廊
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江戸時代以降、各時代に寄進された
釣燈籠がいっぱい -
夫婦大國社で授与される水占い。用紙を水につけると文字が浮かび上がってきます
詳細情報
- 住所
- 奈良市春日野町160
- 電話
- 0742-22-7788
- 拝観時間
- 6:00~18:00(10月~3月は6:30~17:00)、御本殿の特別参拝8:30~16:00、
国宝殿10:00~17:00(入館は16:30まで) - 拝観料
- 無料、御本殿の特別参拝500円、国宝殿500円
- アクセス
- 近鉄奈良駅からバス約8分「春日大社本殿」下車すぐ
- WEB
- https://www.kasugataisha.or.jp/
春日荷茶屋かすがにないぢゃや
神聖な境内でいただく
清めの一杯
四季を味わう万葉粥
江戸時代、春日大社への参詣者に清めの茶を振舞った名所を再現したこちらでは、神前に供えた水と塩を使った「万葉粥」がいただけます。昆布ダシと白味噌仕立ての粥は、ほのかに甘く優しい味わい。万葉集に見られる植物にちなみ、4月は桜花、5月は筍とヨモギなど、月替わりの味が楽しめます。
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桜の花の塩漬けと黒米餅が入った4月の万葉粥。旬の一品と香の物が付き1,100円。桜が散ると5月のメニューに変わります
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店内には茶釜と茶箱を掛けた天秤棒も展示されています
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春日大社の参道に建ち、お庭で食事をいただくこともできます
詳細情報
- 住所
- 奈良市春日野町160
- 電話
- 0742-27-2718
- 営業時間
- 10:00~16:00
- 定休日
- 月曜(4・5・10・11月は無休)
- アクセス
- 近鉄奈良駅からバス約4分「春日大社表参道」下車、徒歩約5分
- WEB
- https://www.kasugataisha.or.jp/ninaijyaya/
興福寺こうふくじ
五重塔から阿修羅まで
奈良が誇る国宝がずらり
奈良のシンボルともいえる五重塔が有名な大寺。奈良公園につながる開放的な境内に、国宝の東金堂、北円堂、三重塔などが建ち、数々の寺宝を拝観できます。なかでも仏像ブームの火付け役となった阿修羅像※や銅造仏頭など、教科書で見たことのある国宝の仏像が多く安置され、全国の国宝仏像の15%が興福寺に所蔵されています。
※2017年は国宝館が休館中のため、阿修羅像などの主要な国宝は興福寺仮講堂にて2017年3月15日~6月18日、9月15日~11月19日に特別公開されます
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聖武天皇が叔母の病気全快を願って建立した国宝・東金堂
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上:聖武天皇が叔母の病気全快を願って建立した国宝・東金堂
下:仏像界の大スター・阿修羅像
仏像界の大スター・阿修羅像
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国宝・五重塔。存在感のある高さ50.1m
詳細情報
- 住所
- 奈良市登大路町48
- 電話
- 0742-22-7755
- 拝観時間
- 境内自由(東金堂・国宝館9:00~17:00)
- 拝観料
- 国宝館700円、東金堂300円(共通券900円)
- アクセス
- 近鉄奈良駅から徒歩約5分
- WEB
- https://www.kohfukuji.com/
柳茶屋やなぎちゃや
わらびもちと古都の風景に
ホッと和む老舗茶屋
興福寺五重塔からすぐ近く、猿沢池の畔に建つ昔ながらの茶屋。猿沢池が一望できる広い座敷と、おひとりさま用のテーブル席が設けられており、女子ひとり旅にも最適なお店です。名物は毎朝手作りするわらびもち。ほのかに温かいまま供されるので、上にあしらった蜜やきな粉、白砂糖がじんわり溶け出し、なめらかな食感に。
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わらびもちとお抹茶800円
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猿沢池をこれだけ一望できる茶屋は
ほかにはありません -
創業は明治35年。三条通り沿い、
春日大社へ向かう坂の途中にあります
詳細情報
- 住所
- 奈良市登大路町49
- 電話
- 0742-23-4763
- 営業時間
- 11:30~17:00(LO16:30)
- 定休日
- 水・木曜
- アクセス
- 近鉄奈良駅から徒歩約15分
- WEB
- https://yanagichaya.com/
日本市 奈良三条店にっぽんいち ならさんじょうてん
奈良の伝統工芸が
可愛いおみやげに
享保元年(1716)創業の奈良の麻織物の老舗「中川政七商店」が手掛けるお店。「日本の土産もの」をコンセプトに、全国の工芸品やご当地にちなんだモチーフの可愛い雑貨を販売しています。鹿の置物におみくじを入れた「白鹿みくじ」や奈良の特産・蚊帳生地を使った「鹿ふきん」など、ここ限定の商品もたくさんあるので、おみやげにぜひ。
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奈良三条店限定の「白鹿みくじ」と「奈良みくじ鹿」各432円
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ここだけの限定品「鹿ふきん」540円など、種類豊富にそろいます
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店の奥では昔の製造道具などを展示しています
詳細情報
- 住所
- 奈良市角振新屋町1-1 ファインフラッツ奈良町三条1F
- 電話
- 0742-23-5650
- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 不定休
- アクセス
- 近鉄奈良駅から徒歩約3分
- WEB
- https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/default.aspx
粟 ならまち店あわ ならまちてん
地元で丁寧に育てられた
大和伝統野菜が主役!
彩りきれいな旬の恵みを
昔から奈良で作られる大和伝統野菜の料理を、町家で味わえる人気店。使用するのは、本店のある「清澄の里」で栽培する年間120種類もの旬の野菜。1つのコースにそれらを30~40種類ほど使い、料理提供時に、使っている野菜の説明もしてくれます。露地栽培のものなので、どの野菜も味が濃く、野菜本来の旨みをあらためて気づかされます。
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お昼のメニュー、粟「収穫祭」御膳3,190円
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粟「収穫祭」御膳には大和牛3種盛も付いています
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ならまちに構える築140年の町家を改装
詳細情報
- 住所
- 奈良市勝南院町1
- 電話
- 0742-24-5699
- 営業時間
- 11:30~15:00(最終入店13:30、LO14:00)、17:30~22:00(最終入店20:00、LO21:00)
※完全予約制です - 定休日
- 火曜
- アクセス
- 近鉄奈良駅から徒歩約13分
- WEB
- https://www.kiyosumi.jp/naramachiten
宿泊 旅館 松前りょかん まつまえ
人情味あふれる
温かなもてなしと
奈良ならではの体験が
特別な旅館
猿沢池からすぐ近く、観光拠点に便利なこちらの旅館では、奈良の伝統文化に触れる体験ができます。墨発祥の地・奈良で、書家の女将の指導のもと、好きな文字を書にしたためたり、敷居が高いと思われる狂言を間近で見学できるなど、ユニークな試みが評判。事前予約で奈良の郷土食豊かな朝食も味わえ、奈良三昧のステイが楽しめます。
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客室は全15室。素泊まりが基本なので、気軽に利用できるのが魅力
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大蔵流の狂言の稽古の様子を見学することができます
詳細情報
- 住所
- 奈良市東寺林町28-1
- 電話
- 0742-22-3686
- 料金
- 1泊素泊まり4,320円~
- アクセス
- 近鉄奈良駅から徒歩約10分
- WEB
- http://www.matsumae.co.jp/
※最新情報は各所へお問い合わせください