地元雑誌の女性編集者が教える都会女子を虜にする、癒しの体験旅

モデルコース(エリア)

天平人の栄華が眠る平城宮跡と、
佐保路の三観音を巡る旅

「なんと見事な平城京」と覚えた方も多いでしょう、710年の平城遷都。
その歴史的ロマンを肌で感じに、世界遺産「平城宮跡」とその周辺の古刹へ。
1300年の時を超えて、私たちの心を惹きつける奈良時代の輝きが、ここにはあります。

    01

    不退寺ふたいじ

    名うての美男子が開いた
    四季折々に花咲く古刹

    平安時代の歌人・在原業平が開いたと伝わる古刹で、「業平寺」とも呼ばれます。業平といえば、男女の恋を描いた歌物語『伊勢物語』に主人公として登場しますが、不退寺の本堂に祀られるのは、業平自らが刻んだとされる聖観音立像。美男子だった業平自身か、あるいは業平の理想の女性を彫ったものではないかといわれています。

    • 耳の上の大きなリボンが特徴的な
      聖観音菩薩立像

      • 聖観音菩薩立像を安置する本堂

      • 上:聖観音菩薩立像を安置する本堂

        下:馬酔木(あせび)をはじめ、レンギョウや椿など四季折々の花が咲きます

        馬酔木(あせび)をはじめ、レンギョウや椿など四季折々の花が咲きます(からふろ)

    詳細情報

    住所
    奈良市法蓮町517
    電話
    0742-22-5278
    アクセス
    近鉄新大宮駅から徒歩約15分
    公式サイト
    http://www3.kcn.ne.jp/~futaiji/
    ※拝観時間や拝観料等、詳細は公式サイトをご確認ください。
    02

    くるみの木くるみのき

    奈良で愛されて33年
    ランチ求める人で今日も満席

    関西のカフェ&雑貨店の先駆けとして33年前にオープン。今や連日行列が絶えない、奈良を代表する人気店に。木を多用したナチュラルな雰囲気の店内でいただけるのは、季節の食材や奈良県産の野菜を使った体に優しいおばんざいと混ぜご飯の週替わりランチ。オムライスや和風ドリアなどのほか、パフェや季節のスイーツなどもあります。

    • 野菜を多く使った週替わりランチ

    • 明るい店内。席の予約は不可ですが、ランチの取り置きの予約はできます

    • 敷地内には雑貨店とケーキ工房があります

    詳細情報

    住所
    奈良市法蓮町567-1
    電話
    0742-23-8286
    アクセス
    近鉄新大宮駅から徒歩約15分
    公式サイト
    https://www.kuruminoki.co.jp/ichijyo/
    ※営業時間や定休日等、詳しくは公式サイトをご確認ください。
    03

    海龍王寺かいりゅうおうじ

    遣唐使の航海の安全を祈る
    平城宮内道場

    もとは平城宮に隣接する光明皇后の住まいの中に建つ寺でしたが、その後伽藍が整えられ、唐から帰国した玄昉(げんぼう)を住職に迎えて海龍王寺と定められました。以来、平城宮の内道場として聖武天皇・光明皇后を支える寺に。千年以上の歴史を重ねたお堂で心地よい静寂に浸っていると、まるで奈良時代にタイムスリップしたかのよう。

    • 本尊の十一面観音菩薩立像。毎年春と秋に特別公開されます

    • 奈良時代前期に造立された国宝・五重小塔

    • 江戸時代に再建された本堂

    詳細情報

    住所
    奈良市法華寺町897
    電話
    0742-33-5765
    アクセス
    近鉄大和西大寺駅からバスで約7分、「法華寺前」下車すぐ
    公式サイト
    https://kairyuouji.jp/
    ※拝観時間や拝観料等、詳細は公式サイトをご確認ください。
    04

    法華寺ほっけじ

    光明皇后の祈りをつなぐ
    格式高い門跡尼寺

    「仏教の力で国を平和にしよう」と聖武天皇は全国に国分寺と国分尼寺を創設しました。そのときの総国分尼寺が法華寺です。平城宮の内裏の近く、光明皇后の住まいだった場所に建てられました。光明皇后といえば、病人や貧しい人々のために施薬院などを設置したことでも知られていますが、法華寺にはそんな光明皇后の思いが受け継がれています。

    • 国宝の十一面観音菩薩立像。
      こちらも毎年、年に3回特別開扉されます(写真提供/法華寺)

      • 本堂。慶長6年(1601)に再興されました

      • 上:本堂。慶長6年(1601)に再興されました

        下:光明皇后が千人の施浴を誓願され建てられた浴室(からふろ)

        光明皇后が千人の施浴を誓願され建てられた浴室(からふろ)

    詳細情報

    住所
    奈良市法華寺町882
    電話
    0742-33-2261
    アクセス
    近鉄大和西大寺駅からバスで約7分、「法華寺前」下車、徒歩約3分
    公式サイト
    https://hokkejimonzeki.or.jp/
    ※拝観時間や拝観料等、詳細は公式サイトをご確認ください。
    05

    平城宮跡へいじょうきゅうせき

    「咲く花の匂うがごとく」と
    謳われた平城京の中心地

    今から1300年前、唐の都・長安をモデルにしてつくられた奈良の都・平城京。政治の中心となった平城宮はその北端にあり、国家的儀式を行う大極殿、天皇の住まいである内裏、兵部省や式部省などの官公庁が集まっていました。その広さは甲子園球場30個分。現在、平城宮跡は国の特別史跡として保存され、整備が進められています。

      • 第一次大極殿。奈良時代は、国のもっとも重要な儀式のために使われていました

      • 上:第一次大極殿。奈良時代は、国のもっとも重要な儀式のために使われていました

        下:平城宮の正門にあたる朱雀門

        平城宮の正門にあたる朱雀門

    • 第一次大極殿の中に展示されている高御座(たかみくら)

    詳細情報

    住所
    奈良市佐紀町
    電話
    0742-32-5106(文化庁 平城宮跡管理事務所)
    アクセス
    近鉄大和西大寺駅から徒歩約15分
    公式サイト
    https://www.heijo-park.jp/ 
    (平城宮跡管理センター)
    https://www.suzakumon-heijokyo.com/ 
    (天平みつき館・天平うまし館・天平みはらし館・天平つどい館(県営平城宮跡歴史公園管理事務所))
    ※開園時間や休園日等、詳細は公式サイトをご確認ください。
    06

    Caudaカウダ

    平城宮跡の目の前で愉しむ
    個性際立つ
    自家焙煎コーヒー

    コーヒーマイスターとアドバンスド・コーヒーマイスターの2つの資格を持つマスターが、店内にある大きな焙煎機で自家焙煎するコーヒーがいただけます。豆の種類は10種類以上あり、それぞれで焙煎方法を変えているので、特徴のわかるストレートで味わうのがおすすめ。マスターの技が光る可愛いラテアートも女性にはうれしいポイント。

    • 天使のラテアート。ラテ580円、ニューヨークチーズケーキ380円

    • マスターの杉坂知久さん

    • 窓の外に見える木々が平城宮跡です

    詳細情報

    住所
    奈良市二条町3-4-9
    電話
    0742-36-2356
    アクセス
    近鉄大和西大寺駅から徒歩約9分
    公式サイト
    https://www.caudabarista.com/
    ※営業時間や定休日等、詳しくは公式サイトをご確認ください。

    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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