キトラ古墳壁画体験館 四神の館きとらこふんへきがたいけんかん しじんのやかた
古墳時代の壁画を間近に
歴史を感じる体験型施設
7世紀末から8世紀初め頃に造られた壁画古墳「キトラ古墳」について学べる体験型施設。館内には、実物大の石室のレプリカの展示や、壁画に描かれた四神を高精細映像で実物の最大100倍規模まで映し出す4面マルチビジョンなどがあり、古墳ファンでなくとも楽しみながら学べます。また期間限定で、壁画実物の特別公開も行われます。
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石室の原寸大模型。間近に見ることができます
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2016年9月にオープン。キトラ古墳の天文図を模した天井にも注目
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上:2016年9月にオープン。キトラ古墳の天文図を模した天井にも注目
下:キトラ古墳の墳丘が復元され、一帯が国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区として整備されました
キトラ古墳の墳丘が復元され、一帯が国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区として整備されました
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詳細情報
- 住所
- 高市郡明日香村阿部山67
- 電話
- 0744-54-5105
- 開館時間
- 9:30~17:00(12~2月は16:30まで)
- 入館料
- 無料
- 休館日
- 12月29日~1月3日
- アクセス
- 近鉄飛鳥駅からバス約5分「キトラ」下車すぐ
- WEB
- https://www.asuka-park.go.jp/(国営飛鳥歴史公園)
- https://www.nabunken.go.jp/shijin/(キトラ古墳壁画保存管理施設)
橘寺たちばなでら
橘が香る生誕の地に建てた
聖徳太子建立七大寺の一つ
聖徳太子が自身の生誕地に建立したとされ、創建時には金堂・講堂・五重塔など66ものお堂が並ぶ大寺院でした。『日本書紀』によると、垂仁天皇の勅命により不老不死の実を手に入れるため、田道間守(たじまもり)が常世の国から持ち帰った「橘(ミカンの原種)」を植えたことが地名の由来。境内には現在も橘の木が植樹されています。
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本堂。寄り添うように、聖徳太子の愛馬「黒駒」の銅像が建っています
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上:本堂。寄り添うように、聖徳太子の愛馬「黒駒」の銅像が建っています
下:立派な橘の木が植えられています
立派な橘の木が植えられています
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詳細情報
- 住所
- 高市郡明日香村橘532
- 電話
- 0744-54-2026
- 拝観時間
- 9:00~17:00(受付は16:30まで)
- 拝観料
- 350円
- アクセス
- 近鉄飛鳥駅からバス約10分「川原」下車、徒歩約3分
- WEB
- https://tachibanadera-asuka.jimdofree.com/
飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)あすかきゅうせき(でんあすかいたぶきのみやあと)
悠久の歴史を感じる
飛鳥時代の宮殿遺構
古代は、天皇ごとに宮の場所を移していましたが、6世紀末頃から飛鳥盆地の中に宮を造営するようになり、ここには4つの宮跡があったことが判明。その中の一つ、飛鳥板蓋宮跡は、乙巳の変(大化改新)を起こした中大兄皇子と中臣鎌足が、蘇我入鹿を倒した場所といわれています。復元された遺構を見ると、ロマンを掻き立てられます。
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遺構の一部が石敷の広場や石組の大井戸として復元整備されています
詳細情報
- 住所
- 高市郡明日香村岡
- 電話
- 0744-54-2362(飛鳥京観光協会)
- 拝観料
- 近鉄飛鳥駅からバス約17分「岡天理教前」下車、徒歩約5分
珈琲さんぽコーヒーさんぽ
窓の外は飛鳥宮跡
ロマンに浸る
コーヒータイム
東京出身のご主人が、子どもの頃から遊びに来ていた祖父母の住む明日香で奥様と始めた自家焙煎コーヒー店。店名にも掲げるコーヒーは、エチオピアやブラジルなど常時5種類ほどの豆を用意。店内の焙煎機で自家焙煎し、1杯ずつハンドドリップで淹れてくれます。豆が持つ特徴を楽しめるようにとミルクを添えていません。まずはブラックでどうぞ。
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最高の組み合わせ。「さんぽブレンド」530円、「フルーツケーキ」500円
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ちょうど窓の外あたりは、宮殿の門があった場所だったそう
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築80年古民家を利用。明日香村役場の真向かいにあります
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「都があったことを想像しながらコーヒーを楽しんでほしい」と小田泰幸さんと奥様
詳細情報
- 住所
- 高市郡明日香村岡55-4
- 電話
- 0744-41-6115
- 営業時間
- 10:00~17:30(LO) ※10~2月は~16:30(LO)
- 定休日
- 木・金曜(祝日の場合は営業)
- アクセス
- 近鉄飛鳥駅からバス約10分「岡橋本」下車すぐ
- WEB
- https://coffee3po.exblog.jp/
飛鳥寺あすかでら
1400年以上飛鳥に鎮座する
日本最古の大仏さま
推古4年(596)、蘇我馬子が建立した日本初の本格的寺院。五重塔を中心に、東・西・北の三方に金堂を置いた大きな寺院でしたが、2度の火災により現在の本堂を残すのみに。本尊の飛鳥大仏は現存する日本最古の仏像。鎌倉時代の火災で全身を罹災(りさい)しましたが、顔と右手の大半は造立当初のままといわれています。1400年以上前から見守り続けています。
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飛鳥大仏。少し右を向いて鎮座されています
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本堂。現在の建物は江戸時代に再建されたもの
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山門
詳細情報
- 住所
- 高市郡明日香村飛鳥682
- 電話
- 0744-54-2126
- 拝観時間
- 9:00~17:30 ※10~3月は~17:00(受付は各15分前まで)
- 拝観料
- 本堂350円
- アクセス
- 近鉄橿原神宮前駅からバス約17分「飛鳥大仏前」下車すぐ
飛鳥坐神社あすかにいますじんじゃ
古代から続く神石信仰
むすびの神に良縁を願う
本殿のご祭神は、八十万(やそよろず)の神様を統率する事代主神(ことしろぬしのかみ)をはじめとした四神。古代から続く神石信仰が今も受け継がれ、境内にはさまざまな奇石が祀られています。なかでも拝殿の脇に祀る陰陽石は「むすびの神石」と呼ばれ、夫婦和合や子宝、良縁などに神徳があると全国から参拝者が訪れます。
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陰石と陽石が対になった「むすびの神石」
詳細情報
- 住所
- 高市郡明日香村飛鳥707-1
- 電話
- 0744-54-2071
- 拝観時間
- 自由
- 拝観料
- 無料
- アクセス
- 近鉄橿原神宮前駅からバス約17分「飛鳥大仏前」下車、徒歩約3分
※最新情報は各所へお問い合わせください