歴史ある薬の町から生まれた

ならみやげセレクション

歴史ある薬の町から生まれた
女性にやさしい薬草入浴剤

昭和レトロなパッケージが目を引く「大和当帰の湯」。
こちらは、漢方薬の原料である薬草、大和当帰(やまととうき)の葉のエキスを入れた入浴剤です。

    大和当帰の湯 やまととうきのゆ

    大和当帰。葉は食用として使用されています

    開発・販売しているのは、奈良県高取町。
    高取町は、飛鳥時代、日本で初めての女帝・推古天皇が薬狩り(薬草摘みや、薬効のある鹿の若角狩りなどを行う古代の宮廷行事)をした地として『日本書紀』に記されており、古くから「薬の町」として栄えました。

    かつては自生していた大和当帰を町の名産として栽培しはじめ、大和当帰を使ったさまざまな商品を生み出しています。

    大和当帰はセリ科の多年生植物で、乾燥させた根は、多くの漢方薬や生薬製剤に使われる重要な生薬の一つ。
    特に婦人薬として使用され、冷え症や鎮痛などに効果があるとされています。

    「大和当帰の湯」も、神経痛や疲労回復、肩こりなどに効果があるのだとか。
    実際に入浴剤を入れたお風呂につかってみると、体の芯からポカポカと温まり、肌もしっとりスベスベに!
    大和当帰の香りもほんのりと感じられ、リラックス効果も抜群です。

    「大和当帰の湯」各150円

    パッケージは2種類。成分は同じですが、入浴剤の色が、オレンジパッケージの方は黄緑色、ベージュの方は乳白色になっています。
    リーズナブルなお値段なので、両方買う人が多いというのも納得です。

    高取町の観光案内所「夢創舘(むそうかん)」で購入することができます。高取町以外にも、橿原市の「かしはらナビプラザ」や、明日香村の「奈良県立万葉文化館」、奈良市の「絵図屋」などでも販売されています。

    高取町観光案内所「夢創舘」

    夢創舘の奥には、高取町の薬の歴史がわかる「くすり資料館」があります。

    館内には、昭和時代に販売されていた懐かしいパッケージの薬がずらりと並ぶコーナーも。レトロ感が可愛くて、じっくりと見入ってしまいます。

    奈良ならではの薬草で作った薬用入浴剤。これからの季節にピッタリで、友達や家族へのおみやげとして喜ばれること間違いなしです!

    夢創舘(むそうかん)

    住所
    高市郡高取町上土佐20-2
    電話
    0744-52-1150
    営業時間
    9:30~16:30
    定休日
    月曜(祝日の場合は翌日)
    web
    http://sightseeing.takatori.info/sightseeingspot/musoukan.html

    ※価格は全て税込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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