一釜一釜直火で炊き上げる、色白美人の極上釜めし

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一釜一釜直火で炊き上げる、
色白美人の極上釜めし

「釜めし」といえば、底に付くおこげ。あの香ばしさと歯応え、たまりません!
奈良で「釜めし」といえば必ず名前の挙がる「志津香」は、釜めしの専門店。奈良国立博物館の向かいにある「志津香 公園店」はいつも大行列ですが、ここ「大宮店」は広々とした店内で座席数も多く、ゆっくりと味わうことができます。

    志津香 大宮店 しづか おおみやてん

    創業60余年の老舗釜めし屋。大宮店はJR奈良駅から歩いて約10分

    こちらの釜めしは、注文ごとに一釜一釜、職人が直火で丁寧に炊き上げて作っています。大和肉鶏、ウナギ、エビ、秋にはマツタケや栗など、バリエーションの豊富さは老舗ならでは。なかでも一番人気なのが、創業当時からの名物「奈良七種釜めし」です。

    フタを開けるとふわりと湯気が立ち上り、何ともいえない香ばしい匂いが漂います。カニ、アナゴ、エビに鶏、ゴボウ、ニンジン、シイタケ、タケノコなど、ふんだんに盛られた具の多さに、思わず歓声が上がっちゃいます。

    七種とは具が7種類ではなく、この場合の七は「具だくさん」の意味

    釜めしというと茶色いイメージですが、こちらの釜めしは鶏ガラと昆布をベースしたダシを使っているので、色白なのが特徴。一見すると薄味なように思えますが、ほんのり塩味を効かせたダシは、しっかりとした味わい。具材のうまみも存分に引き出されています。お米は1合強入っているそうですが、一度食べ出したら、箸が止まりません。

    釜めしを茶碗によそったら、その都度しゃもじを釜から取り出し、木ブタをきっちりと閉めるのが、おいしくいただくコツ。程よく蒸らすことで、ダシの味がしっかり染み渡った、パリパリおこげができるんです。最後に釜底のおこげも残さずいただきましょう。

    釜めしに、籠に盛った造り、突き出し、炊き合わせ、天ぷら、フルーツなどが付く「志津香御膳」も好評です。

    「志津香御膳」(要予約)

    旧家の大きな屋敷を改装した店内は、テーブル60席、座敷8席(一部個室も有)があり、女子会にもしっかり対応。ホクホクの釜めしで、奈良旅のほっこりランチを楽しんでください。

    お庭を眺めながらいただけるカウンター席もあります

    志津香 大宮店(しづか おおみやてん)

    住所
    奈良市大宮町4-249-4
    電話
    0742-93-8029
    web
    https://kamameshi-shizuka.jp/

    ※価格は全て税込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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