一釜一釜直火で炊き上げる、色白美人の極上釜めし

グルメ

一釜一釜直火で炊き上げる、
色白美人の極上釜めし

「釜めし」といえば、底に付くおこげ。あの香ばしさと歯応え、たまりません!
奈良で「釜めし」といえば必ず名前の挙がる「志津香」は、釜めしの専門店。奈良国立博物館の向かいにある「志津香 公園店」はいつも大行列ですが、ここ「大宮店」は広々とした店内で座席数も多く、ゆっくりと味わうことができます。

    志津香 大宮店 しづか おおみやてん

    創業57年の老舗釜めし屋。大宮店はJR奈良駅から歩いて約10分

    こちらの釜めしは、注文ごとに一釜一釜、職人が直火で丁寧に炊き上げて作っています。大和肉鶏、ウナギ、カニ、秋にはマツタケや栗など、バリエーションの豊富さは老舗ならでは。なかでも一番人気なのが、創業当時からの名物「奈良七種釜めし」です。

    フタを開けるとふわりと湯気が立ち上り、何ともいえない香ばしい匂いが漂います。カニ、アナゴ、エビに鶏、ゴボウ、ニンジン、シイタケ、タケノコなど、ふんだんに盛られた具の多さに、思わず歓声が上がっちゃいます。

    七種とは具が7種類ではなく、この場合の七は「具だくさん」の意味。単品は1,242円

    釜めしというと茶色いイメージですが、こちらの釜めしは鶏ガラと昆布をベースしたダシを使っているので、色白なのが特徴。一見すると薄味なように思えますが、ほんのり塩味を効かせたダシは、しっかりとした味わい。具材のうまみも存分に引き出されています。お米は1合強入っているそうですが、一度食べ出したら、箸が止まりません。

    釜めしを茶碗によそったら、その都度しゃもじを釜から取り出し、木ブタをきっちりと閉めるのが、おいしくいただくコツ。程よく蒸らすことで、ダシの味がしっかり染み渡った、パリパリおこげができるんです。最後に釜底のおこげも残さずいただきましょう。

    釜めしに、籠に盛った造り、突き出し、サラダ、炊き合わせ、香の物、フルーツが付く「彩り旬菜籠膳」も好評です。

    「彩り旬菜籠膳」2,700円。釜めしはカニや若鶏、しめじなどの中から好きなものを選べます(奈良七種はプラス54円)
    「彩り旬菜籠膳」に付く籠盛り(その時々によって内容は替わります)

    旧家の大きな屋敷を改装した店内は、テーブル60席、座敷30席(一部個室も有)があり、女子会にもしっかり対応。ホクホクの釜めしで、奈良旅のほっこりランチを楽しんでください。

    お庭を眺めながらいただける座敷席。ほかにテーブル席も用意

    志津香 大宮店(しづか おおみやてん)

    住所
    奈良市大宮町4-249-4
    電話
    0742-93-8029
    営業時間
    11:00~14:30LO、17:00~20:00LO ※土日祝は11:00~20:00LO
    定休日
    火曜(月1回不定休あり)
    web
    http://www.kamameshi-shizuka.jp/

    ※価格は全て税込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

      周辺スポット

      エリアマップ