ふっくらもっちりの玄米ごはんとカラダに優しい菜食料理で内側からキレイに

グルメ

ふっくらもっちりの玄米ごはんと
カラダに優しい菜食料理で内側からキレイに

法隆寺の近くにある「玄米庵」は、店名そのままに玄米をじっくりと味わえるお店。営むのは、健康のことを考え、体に優しいものを提供したいとマクロビを学んだご夫婦です。
マクロビとは、玄米をはじめとした穀物を主食に、旬の野菜や海藻などを取り入れた玄米菜食料理。
「玄米餅師」というユニークな肩書を持つご主人の松村薫さんが、毎朝かまどで玄米を炊いています。

    玄米庵 げんまいあん

    ご主人の松村薫さん。朱色の三連かまどはご主人がデザイン

    奥様の尚美さんは、お客さんが来られたら、一つずつ丁寧に炭火で玄米餅を焼いていきます。玄米餅も、かまどで炊いた玄米を使用。餅米を蒸して、杵と臼でついてお餅にしたという手間暇かけたもの。
    ガス火で焼くのとは違って水分が飛ぶので、ぷくーっとふくれたお餅は、表面はパリッと、中はもっちりやわらかに。

    奥様の尚美さん。香ばしい匂いが漂います

    お昼のメニューは「小鉢セット」と「小鉢コース」の2種類。
    「小鉢セット」には、小鉢7品、主菜1品、玄米餅、玄米ご飯、味噌汁、香の物、ミニデザートが付き、「小鉢コース」はこの内容に、ドリンクと豆乳アイスクリームが付きます。

    この日の主菜はベジミートの甘味噌ソース。大豆生まれのベジミートは、低糖質・高タンパクでお肉のような食感を楽しめるもの。甘味噌とからんでミートボールのような味わいです。
    野菜をたっぷり使った小鉢は、水菜とリンゴのサラダや、きのこスープ、玄米とレンコンのチヂミ、手作り胡麻豆腐など。少しずついろんなものが味わえるうえに、体にいいものばかりだなんて、女性の味方のようなセットです。

    「小鉢セット」。品数が多く食べ応えがあります。デザートにも玄米が使われており、この日は玄米ういろう

    主役の玄米ごはんは、プチッという玄米特有の食感がありながら、かまど炊きならではのふっくらもっちりとした仕上がり。噛むほどに味わいが深まり、玄米のおいしさに驚かされます。 もともと玄米は、白米よりもビタミンやミネラル、食物繊維が豊富ですが、こちらでは栄養を豊富に含んだ発芽や皮の部分をそのまま食べられる秋田産「あきたこまち」を使用しているので、さらにカラダに優しいんです。

    お寺の近くなので、精進料理としていただくお客さんや、ベジタリアンの外国人なども訪れるそう。ヘルシーでおいしい玄米ランチで、カラダの内側からキレイになりましょう。

    玄米庵(げんまいあん)

    住所
    生駒郡斑鳩町法隆寺東1-3-24
    電話
    0745-74-1986
    web
    https://kazs800.gorp.jp/

    ※価格は全て税込です
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

      周辺スポット

      エリアマップ