葛のとろみとほのかな酸味上品な甘さのパステルカラーラムネ

ならみやげセレクション

しなやかさと実用性を備えた
色とりどりの蚊帳生地ふきん

奈良の特産品・蚊帳(かや)生地から生まれる「白雪ふきん」。
四季の花々、奈良らしい鹿や金魚など、色とりどりの柄が可愛らしく、やさしい手触りと色使いに心が和みます。

奈良晒(ならさらし)や蚊帳生地は奈良の伝統織物。「白雪ふきん」を作る垣谷繊維では、かつて蚊帳を製造しており、現当主のおばあさまが、蚊帳を作るときのハギレを縫ってふきんとして使ったことに始まります。長く白さを保つことから「白雪ふきん」と命名されました。

    白雪ふきん しらゆきふきん

    本店ギャラリーを訪ねると、当主の奥様の垣谷弥生さんがお出迎え。丁寧に説明してくれ、贈答品の相談にものってもらえます

    「白雪ふきん」は、目の粗い平織り生地の蚊帳生地を八枚重ねにして仕上げることから、丈夫。吸水性にすぐれ、ニオイがつきにくく、使うほどにやわらかくなります。

    素材は綿、麻、レーヨン。レーヨンは化学繊維ではなく木材パルプを原料とする天然由来の再生繊維で、ふきんのなめらかな肌触りにも、大いに貢献しています。
    おしぼりや食器拭き、ハンカチ代わりなどに使ってから台拭きに、最後はぞうきんにと、とことん使えるところも嬉しい魅力。
    塩素系の漂白剤を使っても色柄が留まってくれるので、長く使うことができます。

    お湯洗いして糊を落とすと、やわらかく気持ちのよい肌触りに

    奈良の伝統を受け継ぎ、すぐれた性能を発揮することから、毎年8月に東大寺の大仏さまの身体を清掃する「お身拭い」にも、「麻入り白雪ふきん」が使われています。

    美しい柄は友禅染。当主の垣谷欣司さんがデザインし、京都で染めています。
    はんなりとゆかしい柄からモダンな柄まで、作家やブランドとのコラボもあり、色違いを含めると150種以上。毎年新しい柄が登場しています。

    豊富な柄の「白雪友禅ふきん」。表面は友禅染、裏面は白い蚊帳生地です。1枚410円

    白雪ふきんは各地の百貨店や雑貨ショップなどでも手に入りますが、本店ギャラリーは品数が豊富にそろい、ゆっくり手に取って選ぶことができます。

    また、本店ギャラリーには、ふきんだけでなく、手ぬぐいやハンカチ、手巾(しゅきん)をはじめ、帆布生地のポーチやバッグなど小物も豊富に揃っています。

    「白雪帆布がまぐち」1836円のほか、ポーチやバッグなどもあります

    軽くてかさばらず、実用性のあるふきんは、何枚もらっても嬉しいもの。絵柄の多さに迷ってしまうのも楽しく、気付けばあれもこれもとたくさん買ってしまいますよ。

    白雪ふきん(しらゆきふきん)

    住所
    奈良市南紀寺町5-85
    電話
    0742-22-6956
    営業時間
    10:00~17:00
    定休日
    第1・3・5土曜、日曜、祝日
    web
    http://shirayuki-fukin.com/

    ※価格は全て税込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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