割烹 まつ㐂 かっぽう まつき
不審ケ辻子町は、その昔、元興寺に現れた鬼を退治しようと後を追いかけた僧侶が鬼を見失った場所といわれる歴史ある町。
主人の松室克哉さんは、建物はもちろん、町の雰囲気や町名も気に入りこの場所に決めたそうです。
建物は、大正時代末期に建てられた元木材商の町家。約1年かけてフルリノベーションしました。
洗練さと品格が漂う店内は、もともとあった大きな梁や100年前の古材も取り入れるなど、趣のあるしつらえに。
カウンター席とテーブル席のほか、個室が設けられています。
風情ある坪庭の奥に個室があります。
松室さんは奈良の「川波」や大阪の「味吉兆」など、日本料理の名店で腕を磨き、奈良で「まつ㐂」を開店。
出身は大阪ですが、奈良で独立したのは「大和時間と言うのでしょうか。奈良の、ゆったりと時間が流れる感じが好きだからです」と話します。
料理は昼夜ともにおまかせのみ(完全予約制)。「この地ならではの時間の流れごと、食事を楽しんでもらいたい」との店主の思いが、そこには在ります。
八寸に出てくる厚焼き玉子は、まるでデザートのような食感と味わい。お代わりを頼むお客さんも多いとか。正月をテーマにしたこの日の八寸には、曽爾(そに)の鹿肉ロースや大和牛の八幡巻きも盛り付けられています。
大和野菜や旬の食材をふんだんに使った懐石料理と、主人の実直な人柄に魅了され、県内外から常連客が足しげく通う「まつ㐂」。
第二章も、ますます目が離せません。
割烹 まつ㐂(かっぽう まつき)
- 住所
- 奈良市不審ケ辻子町1
- 電話
- 0742-93-6222
- web
- https://kappou-matsuki.com/
※価格は全て税込みです
※最新情報は各所へお問い合わせください
