小さな路地でほっと一息。心あたたまる本格スイーツのカフェ

グルメ

小さな路地でほっと一息
心あたたまる本格スイーツのカフェ

ならまちの細い路地の奥にある、隠れ家のようなお店。
アットホームな雰囲気の中で、本格的なスイーツがゆっくり味わえます。

    デザートのお店 Karamell きゃらめる

    町家を改装したお店。大きなガラス窓から見える店の灯りに、ホッとします

    人通りも少ないひっそりとした場所ですが、訪れる人が絶えません。
    それもそのはず、オーナーパティシエの村岡伸輔さんは、大阪のリーガロイヤルホテル、神戸のANAクラウンプラザ(旧新神戸オリエンタルホテル)の製菓部門の料理長を歴任し、兵庫栄養専門学校の製菓の責任者を務めた人。
    奥様でパティシエの光代さんと一緒に、二人でゆっくりやっていこうと、奈良の落ち着いた雰囲気の場所を選んでカフェを始めたのだそうです。
    散歩の途中で何気なく入ってみたお客さんも、そのおいしさを知って、宝物を見つけたような気持ちになってしまうのかもしれませんね。

    村岡さんご夫妻。近くのえびす神社にちなんで「南市えびす通り」と呼ぶようになった細い路地のお店の前で

    ザッハトルテ、シェーンブルントルテなど、ウィーンのお菓子がメイン。
    多くの人に親しまれるようにと付けられた店名の「キャラメル」も、Caramelではなくドイツ語表記のKaramellです。
    「おいしい状態で食べてもらえるように」と、すべてプレートで提供しています。

    「シェーンブルントルテ」。プレートには自家製のアイスクリームまたはシャーベット、日替わりの焼き菓子、季節のカットフルーツが付きます

    デザートプレートは、季節のメニューを含め全6種類。
    代表的なメニューの一つ「シェーンブルントルテ」は、オーストリア・ウィーンにある世界遺産、シェーンブルン宮殿をイメージしたケーキ。
    チョコレートのビスキュイとキャラメルクリーム、生クリームを5層に重ね、宮殿外観のカラーを再現。そこにキャラメルのソースをかけて、ほろ苦さをプラスしています。店名でもあるキャラメルを使った人気の一皿です。

    あたたかみあふれる店内。テーブル席のほか、畳の座敷もあります

    ドリンクは奥様の光代さんの担当です。
    コーヒーはサイフォンで淹れ、紅茶はポットサービスで。レモンは置かず、エバミルクが添えられます。

    お座敷からカウンター越しに、明るいキッチンが見えます

    可愛いお店の中に広がるパティシエのお菓子の世界。
    ならまち歩きを楽しんだ後の休憩に、ゆっくり味わっていきませんか。

    デザートのお店 Karamell(キャラメル)

    住所
    奈良市南市町14-5
    電話
    090-7344-3760

    ※価格は全て税込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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