ワインソムリエとバリスタが常駐する本場の味のイタリアン

グルメ

ワインソムリエとバリスタが常駐する
本場の味のイタリアン

カフェや雑貨屋などが並ぶ、ならまちの細い通りにあるイタリアン。
カジュアルにワインが楽しめるバールであり、イタリア人バリスタのいるカフェであり、お店の奥に入れば、シックな雰囲気のレストラン。いろんなスタイルで料理とワインとコーヒーが楽しめます。

    nakamuraya なかむらや

    小さな入口の向こうに、イタリアの食とワインの世界が広がります。2階にはイタリアワインを中心に200種類ほどを常備

    ならまちの細い路地を歩いていると、ガラス越しに店のカウンターが見えます。とてもカジュアルな雰囲気で、気軽に立ち寄れそう。

    お店に入ると、カウンターとオープンキッチン、ワインセラーが目に入ります。外国人客も多く、英語やイタリア語が飛び交うことも多いそう

    間口は小さくても奥行のあるお店。奥に進むと、一転して落ち着いた雰囲気のレストラン。扉を閉めるとカウンター席や厨房と隔てられ、ゆったりと食事が楽しめる空間に変わります。

    店の奥にあるレストランはシックで落ち着いた雰囲気

    オーナーシェフの中村耕平さんは、東京のレストランで学んだ後、イタリアで修業を積んできました。
    山の多い中部イタリア、海に近い北イタリアの双方で学び、「できるだけ現地の味を提供していきたい」と、今もイタリアの食材を現地で仕入れながら、本場の味をアレンジしています。

    ソムリエの資格も持つオーナーシェフの中村耕平さん

    食事はお昼のコース4,200円~、夜のコース7,900円~(予約がベター)。
    冬にはジビエもラインナップ。奈良県と三重県の県境に近い都祁(つげ)村から取り寄せた鹿、猪、鴨などを美しい一品に仕上げていきます。

    「都祁村の仔猪とフォアグラのテリーヌ バローロのジュレとフレッシュタイム」。お昼のコースの付き出しとして

    仔猪は、イタリアの干しブドウで作ったお酒でマリネしたフォアグラと一緒にテリーヌに。野性味のある香りに赤ワインのジュレのさっぱりとした風味が加わり、胡桃の食感がアクセントに。
    これによく合うワインを、ぜひとも教えてもらいたくなります。

    「ゴルゴンゾーラと安納芋(あんのういも)のクレスペッレ」。お昼のコースのあたたかい前菜として。クセのあるブルーチーズも安納芋との組み合わせでやわらかい味わいに

    同じ料理でもレストランでは大きなお皿で、カウンターでいただくアラカルトは小さめのお皿でと使い分け、シチュエーションに合わせた形で登場します。

    お昼のコースから「ポルチーニ茸トリコッタチーズのトルテッローニ」。ムース状にした自家製チーズと香りの強いポルチーニ茸を手打ちパスタで包んだ一口サイズのパスタ料理。イタリアブランドのリチャード・ジノリのお皿で上品に

    器にもこだわり、ワインはリーデルのワイングラス、炭酸入りナチュラルウォーターはバカラのタンブラーで。それだけでも気分がアップ。

    美しく彩られるイタリアの味を求めて、通いたくなるお店です。

    イタリア人バリスタのアンドレア・ピッチョーニさん

    nakamuraya(なかむらや)

    住所
    奈良市南市町8-1
    電話
    0742-93-6577
    営業時間
    11:30~13:00LO、17:30~20:00LO
    定休日
    不定休
    web
    https://www.ayarumakan.jp/

    ※価格は全て税込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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