世界一のパティシエが作る創造性豊かな宝石スイーツ

グルメ

世界一のパティシエが作る
創造性豊かな宝石スイーツ

世界最高峰といわれるお菓子の世界大会『クープ ドュ モンド パティスリー』で、日本人として初めて世界チャンピオンの座を獲得した林雅彦シェフの店。
頂点を極めたケーキを、クラシカルな店内でゆっくり味わうことができます。

奈良時代創建の古刹・西大寺の敷地に向かい合う場所に、ヨーロッパの街角から抜け出してきたような趣の店があります。「ガトー・ド・ボワ」本店です。

    GATEAU DES BOIS A LA MAISON ガトー・ド・ボワ 本店

    ヨーロッパの街角を思わせるテラス席も備えた店舗。近鉄大和西大寺駅からすぐの場所にあります

    扉を開けると、宝石箱のように美しいケーキの数々が並ぶショーケースがお出迎え。奥にはサロン風のテーブル席があり、ゆったりとティータイムが楽しめます。

    シックで落ち着いた雰囲気の店内。窓の向こうに古刹・西大寺の土塀が見えるところが、古都らしい光景です

    オーナーシェフの林雅彦氏は、フランスのリヨンで開かれ世界最高峰といわれるお菓子の世界大会『クープ ドュ モンド パティスリー』で、1991年に日本人初のグランプリを勝ち取った世界的なパティシエ。
    当時はまだ日本のパティシエの技術がさほど評価されておらず、林シェフは国内のパティシエの地位向上にも大きく貢献しました。その後、後進の育成にも努めながら自身も技術を磨き続け、次々に新しいお菓子を生み出しています。「自分の目の届く範囲で」と、店舗は西大寺の本店と三条大路のラボ店の2店舗のみで運営しています。

    創造的なお菓子で喜びと感動を与えてくれる、オーナーシェフの林雅彦氏。世界一の賞に輝くほか数々の賞を受賞。クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ副会長、アカデミー・キュリネール・ド・フランス日本支部会員。数々の専門学校等で洋菓子過程非常勤講師も勤めています

    『クープ ドュ モンド パティスリー』で世界一を獲得したケーキは「アンブロワジー」。

    世界一の座に輝いた「アンブロワジー」680円。アンブロワジーとは「神々の食べ物」という意味です。ポットで出されるオリジナルブレンドティー540円とともに

    チョコレートムースの中にピスタチオのバヴァロアを包み、ピスタチオの生地、木苺ジャムが下地の層を作っています。なめらかにグラサージュされ、花びらのようなチョコレートも繊細な美しさ。厳選されたチョコレートの濃厚な味わいの中に、ピスタチオの香り、木苺のつぶつぶとした食感と酸味が口の中で溶け合います。
    賞を獲得してから20年以上たつにもかかわらず、口にしたとたんに広がる新鮮な感覚。まるで、いつまでも斬新さを失わない芸術作品のようです。

    「アンブロワジー」の断面。美しい層を成し、それぞれの素材の個性がアンサンブルのように響き合います

    「銀河」を意味する「ギャラクシー」は、1997年にドイツで開催された『メイトル ド パティシエ世界選手権』で特別賞を受賞したケーキです。宇宙をイメージし、3種類のチョコで描かれるグラサージュの下に、アールグレイ風味のミルクチョコレートムース、ココナッツのムース、キャラメル風味の木苺のソース、赤ワイン漬けのイチジクが溶け合って、さわやかな食べ心地。豊かなイマジネーションが広がります。

    「ギャラクシー」680円。天の川に見立てたホワイトチョコレートなど、3種類のグラサージュを使い分け、星型のシルバーを散らした美しいケーキ

    林シェフが生み出すオリジナリティあふれるケーキの数々の中でも、輝きを放ち続ける2つのムース・ショコラ。奈良が誇るスイーツをぜひご賞味ください。

    GATEAU DES BOIS A LA MAISON(ガトー・ド・ボワ 本店)

    住所
    奈良市西大寺南町1-19-101
    電話
    0742-48-4545
    営業時間
    9:00~19:00、喫茶は10:00~18:00LO
    定休日
    木曜、第3水曜(その他臨時休業あり)
    web
    http://www.gateau-des-bois.com/

    ※価格は全て税込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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