雑貨×カフェの素敵空間で優しい味の“おばんざい”ランチを

グルメ

雑貨×カフェの素敵空間で
優しい味の“おばんざい”ランチを

木漏れ日の中でゆったりと時間が流れるようなカフェ「くるみの木」。
カフェと雑貨の店の草分け的存在として知られ、遠方からも訪れる人が絶えません。
お昼になると、旬の食材をふんだんに使ったおばんざいのランチが人気です。

    くるみの木 一条店 くるみのき いちじょうてん

    雰囲気のある古い建物。手入れしながら大切に使い続けられています

    「くるみの木」が誕生したのは30数年前。奈良の中心から少し離れた場所にあり、樹々に囲まれた中にオーナーの石村由起子さんが作ったカフェは、当時から変わらない建物です。
    大きな木のテーブル、教会の礼拝堂で使われていたという椅子も当時のまま。素朴な焼き菓子やオムライスなど、愛され続けているメニューも変わらずにあります。空間コーディネーターなど多方面で活躍する石村さんの、原点ともいえる場所です。

    30年以上前のオープン当初から流れる空気は変わりません。特別に寒い日にはストーブに薪がくべられます

    カフェで使われる食器や敷地内の雑貨ショップの生活道具など、空間にあるすべてのものは日々の生活を大切に、心豊かな暮らしを提案したいという想いが込められています。

    壁に飾られたバスケットも、一つひとつ個性が違って素敵。カフェの窓越しに見える雑貨ショップとも一体感があります

    現在は、カフェと雑貨ショップのほか服と小物のセレクトショップも併設され、庭の片隅に小さなイベントギャラリーもできました。

    奈良のものをはじめ、生活道具や食材など、暮らしを大切にする視点で選ばれた品々が並ぶ雑貨店「cageカージュ」(※カフェとは営業時間が異なります)
    雑貨店「cageカージュ」で販売されている人気商品「くるみの木 オリジナルジャム」756円~。いちごの古都華、富有柿など奈良の果物を中心に、素材そのものが味わえるジャムに

    カフェの中はシンプルなつくりなのに、どこかほっとする雰囲気。コーヒーカップなどの器からもぬくもりが感じられ、敷地内のケーキ工房で作られるケーキは、素朴ながら毎日食べたくなる味です。
    週替わりのランチには、体に優しいおばんざいと混ぜごはんがバランスよく登場します。

    「季節のランチ」1,620円はハンバーグ、ひよこ豆ともちきびのごはん、大和麩の味噌汁、南瓜のサラダ、春巻き、蕪と芹の胡麻酢和え、グレープフルーツのゼリー。野菜たっぷりのおばんざいが並びます

    料理は奈良産の食材を中心に、その時期の旬のもので作られています。お母さんが家族の健康を考えて、手間を惜しまず作る愛情たっぷりのごはんのような優しさが伝わってきます。
    たとえば定番のハンバーグなら、ヒジキや長芋、ニンジンなど野菜がたっぷり入り、豆腐を使ってふわりとした食感に。おろしポン酢のタレとともに、家で真似をして作ってみようかな、と思える一品です。春巻きや和え物の具材の組み合わせも、お手本にしたくなるよう。ランチには珈琲かリンゴジュースが付きます。
    ランチはなくなり次第終了ですが、1ヶ月前より電話で取り置いてもらうことができます。

    敷地の中にはカフェのほかケーキ工房、雑貨店などの建物があり、庭に植えられた季節の花があたたかく迎えてくれます

    おいしいランチで心がほぐれたら、お庭に出て、日だまりの中を散策するのもおすすめです。ぜひ心地よい時間を味わってください。

    くるみの木 一条店(くるみのき いちじょうてん)

    住所
    奈良市法蓮町567-1
    電話
    0742-23-8286
    営業時間
    11:30~17:30(食事LO 15:00 / カフェLO 17:00)、金~日曜は~21:00(食事LO 20:00 / カフェLO 20:30)、祝日は~19:00(食事LO 18:00 / カフェLO 18:30)
    定休日
    第3水曜
    web
    http://www.kuruminoki.co.jp/

    ※価格は全て税込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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