森のレストラン ラッキーガーデン もりのれすとらん らっきーがーでん
敷地内には「羊エリア」と「桜エリア」の2つのエリアがあります。
コース料理が味わえる予約専用の「桜エリア」の建物は、もとはオーナーの住まい。1980年から毎年スリランカで医療ボランティアを行っていたオーナーが、現地で友人になったスリランカ人を日本に招いてホームステイさせていました。彼らがこの家を訪れる人たちにカレーをふるまううち評判になり、多国籍料理を出す「ラッキーガーデン」を始めたそうです。
「羊エリア」は、予約なしで自由に出入りできるエリア。
広いスペースに、山小屋風の建物をはじめ、風が心地いいテラス席、オーナー手作りの個室など、その日の気分や天候に合わせて好きな場所で食事を楽しむことができます。
人気メニューは「カレープレート」。
3種類の日替わりカレー、スリランカのおかず5種類、魚のグリル、イエローライスの上にエビのグリル、フライドエッグ、豆のせんべい・パパダンが盛られています。
少しずつ混ぜていただくのがスリランカ流。
油で炒めて香りを出すインドカレーとは異なり、スリランカのカレーはココナッツミルクや食材の水分で煮炊きする調理法。日本の鰹節の原型であるモルディブフィッシュを使っていることから、日本人にも親しみやすい味になっています。
気軽に味わうなら「カレーのナン包み」がおすすめ。ナン生地にカレーをぎゅっと詰め、おにぎりのような形にしたオリジナルメニュー。ぎっしり入っているので食べ応え抜群です。
食後は、セイロン・ミルクティーをぜひ。
スリランカから直輸入する本場の茶葉は、毎年春と秋にテイスティングをしてから仕入れるこだわりぶり。摘みたての新茶を取り寄せ、コクや香りのバランスがいいものだけを使用しています。
淹れ方も独特。高い位置からカップに注ぐことを何度か繰り返すことで空気が含まれ、口当たりがよくまろやかな味になるそう。
運が良ければ目の前でシェフのパフォーマンスを見ることができます。
敷地内には、草刈りスタッフとしてヤギも飼育されています。
自然に囲まれたロケーションで、動物に癒され、スリランカ料理を味わえる贅沢。
山の上のレストランで、時間を忘れてのんびりと過ごしませんか。
