1300年前へタイムスリップ!天平ロマンあふれる温泉旅館

選りすぐり宿

1300年前へタイムスリップ!
天平ロマンあふれる温泉旅館

世界遺産・平城宮跡の入口となる朱雀門。その西方に立地する奈良パークホテルは、奈良市内で数少ない天然湧出温泉が楽しめる温泉旅館です。
華やかな天平衣装を着たスタッフによる出迎えや、文献をもとに再現した奈良時代の宮廷料理など、天平ロマンあふれる独自のおもてなしで、奈良好き・歴史好きの心をくすぐる宿として人気を博しています。

    奈良パークホテル NARA PARK HOTEL

    チェックインでは、奈良時代の貴族たちの装束を模した天平衣装姿のスタッフが出迎えてくれます

    客室は35室あり、そのすべてが和室。
    朝食をバイキング形式にするホテルが増えているなか、朝は個別の和定食、夜は会席料理と、創業以来、変わらない和のおもてなしを大切にしています。

    客室には若草山を遠望できる「東館客室」と二間続きの「西館客室」があり、写真は西館客室。10畳の和室と次の間付きの間取りでゆったりくつろげます

    こちらでぜひ味わいたいのが「天平の宴」。
    1300年前の宮廷料理を現代に再現した豪華な食膳です。

    「天平の宴」。魚の干物「楚割(すわやり)」、赤飯のルーツ「赤米」、味噌や醤油のルーツ「醤(ひしお)」、古代のクッキー「唐菓子」、古代の大衆酒「白酒(しろき)」など20品

    平城京が最も栄えた奈良時代。宮廷では昼夜の別なく宴が開かれ、貴族たちは実に贅沢な食生活を楽しんでいました。
    そんな往時の美食を再現した「天平の宴」は、平城宮跡から出土した木簡(もっかん)や古代の文献をもとに、考古学者や料理研究家の指導を仰ぎつくられています。
    古代料理ならではの風味や食感を大切にしながら、現代人の舌にも合うよう丁寧にアレンジされた1品1品はヘルシーで美味。食文化の源流が存分に堪能できる大満足の内容となっています。

    (写真左から時計回りに)中国の歴代皇帝に献上されていた神秘のお米「黒米」、古代のチーズといわれる「天平の蘇(そ)」、拍子木の形に切った魚肉(サケとサメ)を天日乾燥し臭みを消した「楚割り」
    「天平の宴」は宮廷のしつらえを思わせる板の間「大宮の間」で。料理長もしくはホテルスタッフが料理の一品一品について丁寧に説明してくれます

    旅の疲れは、自家源泉の露天風呂「宝来温泉」でゆったり癒しましょう。
    炭酸水素ナトリウム成分を含んだ温泉は、肌触りがとても柔らか。
    風情ある庭園を眺めつつ浸かっていると、体の芯からほっこりと温まり、奈良を巡る旅の新たなエネルギーが湧いてくるようです。

    庭園露天風呂。神経痛や筋肉痛、疲労回復などの効能があります

    奈良パークホテルに宿泊することで、平城宮跡はもとより、唐招提寺や薬師寺といった世界遺産がある西ノ京エリアへの観光も便利に。付近には、奈良時代の名僧・行基(ぎょうき)ゆかりの古刹、喜光寺(きこうじ)もあります。
    歴史好きでおもてなしを何よりの喜びにしているスタッフに相談すれば、とっておきの観光コースを紹介してくれますよ。

    創業は昭和42(1967)年

    奈良パークホテル(ならぱーくほてる)

    住所
    奈良市宝来4-18-1
    電話
    0742-44-5255
    チェックイン
    15:00/チェックアウト10:00
    料金
    1泊2食付き18,000円~(宮廷料理「天平の宴」プラン)
    web
    http://www.narapark.jp/

    ※価格は全て税込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

      周辺スポット

      エリアマップ