奈良公園の森の中異国風テラスで美フレンチを

グルメ

奈良公園の森の中
異国風テラスで美フレンチを

春日大社や東大寺などの世界遺産に囲まれた、奈良公園内に建つレストラン。
ヨーロッパの古城のような雰囲気で、異国に足を踏み入れたようなサプライズ感に心ときめきます。
そんな非日常の空間で、奈良の食材を使ったフランス料理がいただけます。

    仏蘭西料理 La Terrasse ラ・テラス

    異国情緒漂うエントランス

    石組みのエントランスを入ると、木々に囲まれたテラス席が目に飛び込みます。
    真ん中で存在感を放つのは、お店のシンボルツリーである樹齢200年ともいわれるモチの木。テラスの周りは、春はみずみずしい新緑、秋は赤や黄色の紅葉が彩りを添え、間近に迫る若草山を眺めながら食事が楽しめます。

    豊かな自然に囲まれたテラス席。ドングリ型のペンダントライトも可愛い

    ランチは、ハーフコース、フルコース、シェフの特別コースの3種類。
    ハーフコースには、アミューズ、前菜、スープ、肉料理もしくは魚料理、デザート、小菓子が付きます。
    この日の前菜は、「琵琶鱒(ビワマス)と大和茶のブリニ 発酵バターミルクのクリームと筋子」。
    ブリニはロシアのそば粉パンケーキのことで、こちらではそば粉の代わりに奈良の大和茶の粉末を練りこんであるため風味豊か。サーモンよりさっぱりしている琵琶鱒との相性も良く、焙じた大和茶の香ばしさが口の中に広がります。

    「琵琶鱒と大和茶のブリニ 発酵バターミルクのクリームと筋子」。優しい風味のクリームと筋子の塩気、ほうじ茶の香ばしさがバランスのいい一皿

    この日のメインは、「牛ほほ肉の黒ビール煮込み“カルボナード”」。
    黒ビールで煮込むことでコクが出た牛ほほ肉は、口の中に入れるとほろりと身がほどけ、とろとろの食感。お肉の旨みと甘みに、笑顔がこぼれます。

    「牛ほほ肉の黒ビール煮込み“カルボナード”」。水を使わず黒ビールだけで煮込むフランス北部の郷土料理です(ハーフコース4,300円)

    牛ほほ肉に添えられる野菜は、奈良県五條市の契約農家から仕入れた新鮮なもの。
    滋味にあふれ、お肉の濃厚さに負けない力強い味わいです。

    腕を振るうのは、関西の名店で修業を積んだ高田和明シェフ。
    奈良の食材を重んじ、素材の良さを最大限に生かすためバターをあまり使わず、日本人の口に合うフランス料理を提供しています。

    シェフの高田和明さん。「奈良にはいい食材がたくさんあります。その季節の一番おいしい食材をお出しするようにしています」

    店内はサンルームになっていてとても明るく、四季を感じられる造り。ガラス張りの天井からは陽光が降り注ぎ、春には天井を覆うように桜が咲き誇ります。

    開放感あふれるサンルームで、陽光のもと食事を

    森の中のリゾートにいるような、ロケーション抜群のレストラン。
    四季の移ろう様子を感じながら、特別なランチタイムを過ごしてください。

    仏蘭西料理 La Terrasse(ラ・テラス)

    住所
    奈良市春日野町98-1 ヒルトップテラス内
    電話
    0742-27-0556
    営業時間
    11:30~14:00LO、18:00~20:00LO
    定休日
    火曜、水曜のディナー
    web
    https://laterrasse.jp/nara/

    ※価格は全て税サ込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

      周辺スポット

      エリアマップ