国宝の東大寺・転害門を眺めながら搾りたてのフレッシュジュースを

グルメ

国宝の東大寺・転害門を眺めながら
搾りたてのフレッシュジュースを

東大寺の北西に堂々とたたずむ転害門(てがいもん)。奈良時代の遺構をそのままに残す、国宝指定の貴重な門です。
その転害門の向かいに構えるのが、その名も「TEGAIMON CAFE(テガイモン カフェ)」。
旬のフルーツをまるごと搾ったフレッシュジュースの専門店です。

    TEGAIMON CAFE テガイモン カフェ

    木のテーブルを配したシンプルでセンスのいい店内。窓の外に転害門が見えます

    店主の中森千賀子さんは、もともと別のカフェで働いていたそうですが、ご主人が見つけてきたこの場所を気に入り、「国宝の前でお店ができることなんて滅多にない」と、こちらを始めることを決意。
    海外で購入したコールドプレスのジューサーを使って、自宅でフレッシュジュースをよく作っていたことから、ジュース専門のカフェにしました。

    店主の中森千賀子さん。注文ごとに丁寧に果物を搾っていきます

    メニューは、オレンジ、グレープフルーツ、パイナップル、バナナミルク、シャインマスカット、リンゴ、キウイなど定番ものから季節ものまで、常時15種類ほどそろいます。

    柑橘系の果物はコールドプレスで搾ります。コールドプレスは、果物をプレスして(圧力をかけて)搾る方法。果物の水分を搾りだすので、果実本来のおいしさを味わえます。
    熱を加えないので栄養素が損なわれることもなく、体にもとてもいいのだそう。

    たとえば、パイナップルジュースには、パイナップルをまるごと1個使用。
    プレスしやすい大きさにカットし、一つずつ手で圧搾していきます。
    そうして果汁だけが搾られたジュースは、雑味がなく、ピュアな味わい。
    パイナップル特有のイガイガやピリピリした感じがありません!

    パイナップルを皮のままカットし、プレス機にセットして圧搾
    左が「パイナップル」500円。果汁そのままがジュースになっているので、甘ったるくなくさっぱり。右は「キウイ」600円。キウイは水分が少ないので氷を一緒に入れてミキサーでジュースに

    リンゴ、オレンジ、シャインマスカット、イチゴなど旬の果物をふんだんに入れたフルーツポンチもあります。

    果物に炭酸ソーダを入れ、上にバニラアイスをのせた「フルーツポンチ」700円。見た目にも可愛く女子心をくすぐります

    青果市場で仕入れる果物は、奈良県のブランドイチゴ「古都華(ことか)」、天理市のデラウェアやスイカなど奈良産の果物のほか、全国から厳選したものを使用しています。

    散策の途中、歩き疲れたカラダを癒してくれるフレッシュジュース。
    国宝の転害門を眺めながら、果実そのままの味をぎゅっと搾ったジュースで、ビタミンチャージを!

    築100年以上の建物を改装。テイクアウト専門の窓口もあるので、散策の途中に気軽に立ち寄ることもできます

    TEGAIMON CAFE(テガイモン カフェ)

    住所
    奈良市手貝町1-1
    営業時間
    10:00~18:00
    定休日
    水曜、第2・3木曜
    web
    https://www.facebook.com/tegaimon.cafe/

    ※価格は全て税込みです
    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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