豊臣秀吉ゆかりの名園を有する吉野山の宿坊旅館

なら選りすぐり宿

豊臣秀吉ゆかりの名園を有する
吉野山の宿坊旅館

自然豊かな吉野山の中に約1万坪の敷地を有する旅館「竹林院群芳園」。
大和三庭園の一つに数えられる庭園が有名な宿です。

    竹林院群芳園 CHIKURIN-IN GUMPOEN

    ロビーには、豊臣秀吉のゆかりの「茶弁当」や、秀吉から賜ったという狩野元信筆の屏風などが展示されています

    竹林院は、もとは「椿山寺(ちんざんじ)」と称した聖徳太子創建のお寺で、後小松天皇の勅命により「竹林院」と改名しました。
    古来より修験者の宿坊として利用されてきたほか、歴史を彩る人物との関わりが深い宿でもあります。
    文禄3年(1594)には、豊臣秀吉が5,000人の家来を連れて竹林院の庭園頂上で大々的な花見の宴を催し、明治時代には歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻がお忍びで逗留していたという逸話が残るなど、多くの文人墨客にも愛されてきました。

    本館は江戸時代後期の建物。素朴な木造建築の美を感じます

    客室は全41室。一般客室をはじめ、露天風呂付き客室、家族連れやグループ旅行に最適な二間続きの部屋など、さまざまなタイプを揃えます。

    2~4名の宿泊が可能な一般客室

    旅の疲れを癒す大浴場には、名園「群芳園」を眺めながら入浴できる露天風呂が備わります。また、ヒノキの香りが漂う広々とした貸切風呂(有料)もあり、こちらは家族連れに好評です。

    2つの湯船と露天風呂を備える大浴場「むささびの湯」

    「群芳園」は、豊臣秀吉の吉野山観桜の際に、千利休の流れを汲む細川幽斎が改修したと伝わる池泉回遊式庭園です。

    椿や桜、紅葉などが植えられた「群芳園」。吉野山の自然を借景とした、四季折々の美しい景観が楽しめます
    会席料理以外に、千利休が考案したと伝わる、吉野葛を使った「利休鍋」が味わえます

    世界遺産・吉野山の懐で、歴史に囲まれた一夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

    竹林院群芳園(ちくりんいんぐんぽうえん)

    住所
    吉野郡吉野町大字吉野山2142
    電話
    0746-32-8081
    チェックイン
    15:00/チェックアウト10:00
    料金
    1泊2食付き16,000円~ ※桜花期・年末年始は33,000円~(いずれも2名1室利用の場合)
    web
    http://www.chikurin.co.jp/

    ※最新情報は各所へお問い合わせください

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