たる酒 かおりすぎます

江戸時代、日本酒は杉樽や杉桶に入れて運搬・販売されていましたが、なかでも節がなく年輪が細かい吉野杉は、水が漏れにくいことから重宝されたそうです。
製造するのは吉野川沿いに酒蔵を構える北岡本店で、地元・吉野の杉の魅力を広めたいと、上質な吉野杉の樽を使ったお酒を販売。
奥吉野の軟水で仕込む純米酒を樽に入れて3日~1週間ほど寝かせ、杉の香りがお酒に移る絶妙のタイミングを見計らって瓶詰めしています。

四角い酒瓶に入った純米樽酒に、代表銘柄「やたがらす」の刻印が押された吉野杉の枡が2つ付いた、2人で一緒に飲める嬉しいセットです。
おつまみ等をのせるお皿代わりに使用できる吉野杉板も3枚付いています。
かぐわしい樽香(たるこう)を感じる純米酒は、さらりとした口当たりで飲みやすい辛口。枡に注いで飲むと、さわやかな香りが一層増します。
お酒を飲み終えた後も、枡や板を大切に保管し、普段の晩酌や特別な日の一杯に使う人も多いとか。
杉の香りとともに吉野を思い出す逸品です。

北岡本店
- 住所
- 吉野郡吉野町上市61
- 電話
- 0746-32-2777
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 日・祝日、お盆休み、年末年始、土曜(休みの場合あり)
- web
- https://www.kitaoka-honten.com/
※最新情報は各所へお問い合わせください