国宝仏像の指定件数、日本一!興福寺ではじめる名仏めぐり

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国宝仏像の指定件数、日本一!
興福寺ではじめる名仏めぐり

(写真/飛鳥園)

国宝仏像の指定件数が日本一多い興福寺。
境内に点在するお堂には、魅力あふれる仏像がたくさん祀られています。
興福寺を拝観した後は、仏像の写真を展示するギャラリーや博物館へ。
様々な見方で楽しむ、“仏像づくしの旅”へ出かけましょう。

    01

    興福寺 南円堂こうふくじ なんえんどう

    春日大社との
    結びつきが伝わる
    鹿皮をまとう観音菩薩

    故人の菩提を弔う役割がある八角円堂。南円堂は弘仁4年(813)、藤原冬嗣(ふゆつぐ)が父・内麻呂(うちまろ)を追善供養するために建立されました。
    堂内には、本尊の不空羂索観音菩薩坐像(ふくうけんさくかんのんぼさつざぞう)を中心に、四天王立像、法相六祖坐像(ほっそうろくそざぞう)が安置されています。すべて平安時代後期から鎌倉時代初期にかけて活躍した慶派仏師・康慶(こうけい)一門によって造像されたもので、いずれも国宝です。
    普段は非公開で、毎年1回、10月17日に特別開扉されます。

    • 南円堂内陣。手前は四天王立像の増長天(写真/飛鳥園)

    • 南円堂(重要文化財)。普段は唐破風(からはふ)屋根の拝所で参拝ができる

    ここがスゴイ

    不空羂索観音菩薩坐像は、オーラが圧倒的!
    眉間にも目があり、腕を8本持つ「三目八臂(さんもくはっぴ)」のお姿をされています。手に「羂索(けんさく)」という網を持ち、人々を苦しみからもれなく救い、その願いを空しいものにしないと誓う観音さまです。

    上半身に鹿皮(ろくひ)をまとっているのも特徴。これは鹿を神の使いとする藤原氏の氏神・春日大社との関係によるもので、藤原氏の信仰の深さを感じます。

    現在のお像は3代目。運慶の父、康慶が1年4か月をかけて完成させた。康慶作の仏像は全国に12体しか確認されておらず、そのうち11体が南円堂に安置されている。

    (写真/飛鳥園)

    詳細情報

    住所
    奈良市登大路町48
    電話
    0742-22-7755
    拝観時間
    通常非公開 
    ※毎年10月17日に特別開扉
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約5分
    WEB
    https://www.kohfukuji.com/

    名塔! 国宝 三重塔

    興福寺といえば五重塔が有名ですが、南円堂の南西に三重塔があります。実はこの塔も国宝で、興福寺の中で北円堂と並ぶ最古の建物です。
    ともに国宝の指定を受けた五重塔と三重塔があるのは、全国で興福寺だけ!

    建立は康治2年(1143)、崇徳(すとく)天皇の中宮で藤原氏出身の皇嘉門院(こうかもんいん)聖子が発願しましたが、治承4年(1180)に焼失。間もなく再建されたと伝わります。
    平安時代の様式を伝える三重塔に、ぜひ足を運んでみてください。

    木割が細く軽やかで優美とたたえられる三重塔
    (※毎年7月7日の弁才天供のみ開帳)
    02

    興福寺 中金堂こうふくじ ちゅうこんどう

    興福寺の中心的お堂で輝く
    金色のご本尊

    興福寺の伽藍の中心に建つ中金堂は、興福寺で最も重要なお堂。奈良時代、藤原不比等(ふひと)によって建立されたと伝わります。以後6回の焼失と再建を繰り返し、享保2年(1717)の焼失後は再建されませんでしたが、平成30年(2018)、301年ぶりに創建当初の規模で再建・落慶しました。
    天井が高く広々とした堂内には、中央には高さ約2.8mの本尊、釈迦如来坐像、その脇に高さ約3.6mの薬王・薬上菩薩立像(重要文化財)が安置されています。薬王・薬上菩薩立像は良薬を人々に与え、心身の病を治したといわれる兄弟の菩薩。須弥壇(しゅみだん)の四方を護るのは、国宝・四天王立像。運慶が率いた工房の作といわれる鎌倉時代の像で、力強さと躍動感がみなぎります。

    • 中央が本尊、右に見える柱は法相宗の祖師を描いた法相柱(ほっそうちゅう)

    • 屋根の上で輝くのは、水害を防ぐ魔除けとされる一対の鴟尾(しび)

    ここがスゴイ

    金色に輝く姿から新しく造られたように見える本尊は、じつは江戸時代の作。長らく仮金堂(現・仮講堂)に安置されていましたが、今回の中金堂再建に合わせて修復され、京都の箔押師によって新たに箔押しされて美しくよみがえりました。中金堂創建当初の大化元年(645)に藤原不比等の父・藤原鎌足が蘇我入鹿打倒を願って造立した本尊から数えて、5代目に当たります。

    詳細情報

    住所
    奈良市登大路町48
    電話
    0742-22-7781
    拝観時間
    9:00~17:00(入堂は16:45まで)
    ※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため現在拝観中止
    拝観料
    500円
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約5分
    WEB
    https://www.kohfukuji.com/

    「芝居」のルーツはここにあり!?

    日本の伝統芸能である能を、夜間に野外で演じる「薪能(たきぎのう)」の本家本元は、興福寺。
    興福寺の「薪御能(たきぎおのう)」は、貞観11年(869)に修二会(しゅにえ)で厳修された薪猿楽(たきぎさるがく)を起源とし、毎年5月の第3金・土曜に南大門跡にある芝生「般若の芝」で開催されます。

    昔は客席がなく、観客は芝生に座って舞台を鑑賞したことから、「芝(生)」に「居(る)」と書いて、見物席や観客のことを「芝居」と呼びました。やがて「芝居」は諸芸を行う場所全体を表す言葉になり、いつしかそこで催される芸能や演技の意味へと転じたといわれています。

    般若の芝。竹で囲まれた部分が薪御能の舞台に
    03

    興福寺 東金堂こうふくじ とうこんどう

    21体の仏像が一堂に会する
    圧巻のフォーメーション

    神亀3年(726)、聖武天皇が叔母の元正太上天皇(げんしょうだいじょうてんのう)の病気全快を願って建立されたことから、病気平癒にご利益のある薬師如来坐像(重要文化財)を本尊として祀ります。
    本尊の脇に文殊菩薩と維摩居士(ゆいまこじ)坐像(いずれも国宝)を、さらにその両脇に日光・月光菩薩立像(重要文化財)を安置。そしてその周りを薬師如来の守護神・十二神将(国宝)がずらりと囲み、須弥壇(しゅみだん)の四方には平安時代作の四天王立像(国宝)が安置される圧巻のフォーメーション。白鳳・奈良時代から平安、鎌倉、室町時代にかけて造られた仏像が一堂に会する様子に圧倒されるお堂です。

    • 中央に座す大きな仏像が本尊の薬師如来坐像

    • 室町時代に再建された東金堂(国宝)。奈良時代の天平様式を色濃く再現している

    ここがスゴイ

    本尊の左に座す維摩居士坐像。眉間にしわを寄せて何か言いたげな表情が印象的です。
    居士とは釈迦の在家信者を意味し、維摩居士はとても弁が立つ知識人でした。この像は維摩居士が病に伏した際、若い文殊菩薩が出向いて問答した時の様子(「維摩経」)を表現したのがこの像といわれています。
    本尊を挟んで、物静かな表情の文殊菩薩坐像が安置されているので、ぜひ見比べてみて。

    (写真/飛鳥園)

    詳細情報

    住所
    奈良市登大路町48
    電話
    0742-22-7781
    拝観時間
    9:00~17:00(入堂は16:45まで)
    拝観料
    300円
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約5分
    WEB
    https://www.kohfukuji.com/

    人気仏像が勢ぞろいする金堂があった!?

    仏像界の人気者・阿修羅像は、元々どこに祀られていたのでしょうか。
    答えは、今はなき西金堂(さいこんどう)です。
    東金堂と対をなす立派なお堂で、300年ほど前まで中金堂の西側にありました。

    西金堂は、藤原不比等の娘である光明皇后が、亡母・橘三千代(たちばなのみちよ)の追善のため、天平6年(734)に建立したお堂。平安時代から鎌倉時代にかけて3度被災・再建を繰り返した後、享保2年(1717)に講堂からの出火により焼失。再建はかなわず、現在は基壇と礎石が残ります。

    西金堂には、現在国宝館で公開されている本尊・木造釈迦如来像頭部(重要文化財)をはじめ、八部衆(はちぶしゅう)立像や十大弟子立像(いずれも国宝)、中金堂に祀られる薬王・薬上菩薩立像(重要文化財)などが安置されていました。火災の度に救い出され、奇跡的に現代に伝えられています。

    西金堂跡には石碑が建っています
    04

    興福寺 国宝館こうふくじ こくほうかん

    仏像界のスターが集結する
    国宝仏の宝庫

    興福寺の至宝が集結する収蔵庫。仏像、絵画、工芸品、古文書など寺の歴史を伝える貴重な宝物が数多く所蔵・安置されています。
    僧侶が食事をする食堂(じきどう)があった場所に建てられており、館内の中心には旧食堂の本尊で高さ5mを超す千手観音菩薩立像(国宝)が安置されています。ほかにも筋肉表現がリアルな金剛力士立像(国宝)、仏前を照らす役目を与えられた邪鬼を表す天燈鬼・龍燈鬼(てんとうき・りゅうとうき)立像(国宝)、「白鳳の貴公子」と呼ばれる銅造仏頭(ぶっとう)(国宝)など、一度見たら忘れられない仏像がずらり。
    館内には仏像をモチーフにしたオリジナル商品を扱うミュージアムショップもあります。

    • 白を基調とした静かな空間に、興福寺を代表する国宝の仏像が並びます(写真/飛鳥園)

    • 天燈鬼・龍燈鬼立像をデザインした靴下「仏下(ぶつした)」はおみやげにおすすめ

    • 昭和34年(1959)に建立され、平成30年(2018)にリニューアルオープン

    ここがスゴイ

    国宝館の中で最も注目度が高いのは、仏像界のスーパースター・阿修羅像。3つの顔と、スリムな体躯に6本の腕を持ち、美少年のごとき姿と憂いを帯びた表情が、見る者を惹きつけてやみません。
    阿修羅を含む八部衆立像は、8つの異教の神を集めた仏法の守護神。頭が鳥で体が人間の迦楼羅(かるら)をはじめ、8神それぞれが個性豊かな姿をした天平仏の傑作で、もちろんすべて国宝です。

    光明皇后が発願して造られた八部衆立像
    (写真/飛鳥園)

    詳細情報

    住所
    奈良市登大路町48
    電話
    0742-22-5370
    拝観時間
    9:00~17:00(入館は16:45まで)
    拝観料
    700円
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約5分
    WEB
    https://www.kohfukuji.com/
    +a

    興福寺 北円堂こうふくじ ほくえんどう

    鎌倉時代の大仏師・運慶
    円熟の名作がここに

    日本一美しいといわれる八角形のお堂で、興福寺で最も古い建物の一つ。藤原不比等の一周忌にあたる養老5年(721)8月に、元明太上(げんめいだじょう)天皇と元正天皇が、長屋王に命じて建立しました。
    堂内の仏像は、南円堂の本尊を制作した仏師・康慶の嫡男、運慶とその息子たちが造像。なかでも本尊の弥勒如来坐像(国宝)は、運慶晩年の名作と称えられています。脇侍の法苑林(ほうおんりん)菩薩像と大妙相(だいみょうそう)菩薩像はともに室町時代の作ですが、台座は運慶一門が制作した鎌倉時代のものと伝わります。
    普段は非公開で、毎年春と秋に特別開扉されます。

    • 本尊、無著・世親立像、四天王立像はすべて国宝(写真/飛鳥園)

    • 藤原不比等の霊を慰めるために、平城京を一望できる場所に建立されました。
      国宝

    ここがスゴイ

    本尊の両脇に立つ僧侶の像が、鎌倉時代の仏像彫刻の最高傑作といわれる、無著(むじゃく)・世親(せしん)菩薩立像(国宝)です。5世紀頃に北西インドで法相教学を大成した実在の兄弟で、無著は老年の顔で右下を見つめ、世親は壮年の顔で左遠方を見ています。2m近い高さの迫力ある体躯と、玉眼(ぎょくがん/眼に水晶をはめ込む技法)ならではの生き生きとした表情が魅力。リアリズムを追求した運慶の代表作です。

    左が世親立像、右が無著立像。運慶の指導のもと、世親は運賀、無著は運助が制作を担当(写真/飛鳥園)

    詳細情報

    住所
    奈良市登大路町48
    電話
    0742-22-7755
    拝観時間
    通常非公開 
    ※毎年春季・秋季に特別開扉
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約5分
    WEB
    https://www.kohfukuji.com/
    05

    飛鳥園仏像写真ギャラリー
    あすかえんぶつぞうしゃしんギャラリー

    100年にわたり
    撮影されてきた
    貴重な仏像写真を展示

    仏像写真の撮影と販売を専門とする「飛鳥園」。大正11年(1922)の創業以来、奈良の古寺の仏像や建造物などの文化遺産を撮影しています。創業者の写真家・小川晴陽(せいよう)から受け継がれる仏像との向き合い方は、仏像を彫刻作品としてではなく、礼拝の対象として見ること。写真の一枚一枚に、人々の祈りの心まで写し出されているようです。
    令和4年(2022)に創業100周年を記念し、仏像写真ギャラリーをリニューアル。新設した半屋外スペースと屋内に、小川晴暘とその三男・小川光三が撮影した約40点の写真を展示し、無料で公開しています。仏像写真のポストカードや写真集などの販売も行っています。

    • 足を止めてじっくり見たくなる仏像写真の数々

    • 興福寺の阿修羅像をはじめ、有名な仏像のポストカードを販売

    • 展示スペースに面したガーデンにも、自由に立ち入ることができます

    詳細情報

    住所
    奈良市登大路町59
    電話
    0742-22-5883
    営業時間
    10:00~18:00(冬期は17:00まで)
    定休日
    月曜(祝日の場合は翌日)
    ※臨時休業あり
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約10分
    WEB
    https://askaengallery.jp/
    06

    茶粥茶論 月日星ちゃがゆさろん つきひぼし

    茶粥と相性のいい奈良の
    お漬物を好きなだけ!

    飛鳥園の1階にあるお漬物バイキングの店。ミシュラン2つ星を7年連続獲得する奈良の日本料理店「夢窓庵(むそうあん)」が手がけています。
    奈良県産のお米を使った炊きたてのご飯と茶粥、お漬物が食べ放題。奈良漬や赤かぶ古漬けといった定番のものから、夢窓庵で毎日炊くちりめん山椒、奈良の野菜で作った旬のお漬物まで常時20種類が並びます。奈良・宇陀産のほうじ茶で炊いた名物の茶粥との相性が抜群です。
    デザートとして、もなかの皮とあんこも用意されており、こちらもおかわり自由。食べる直前にあんこを挟んで、作りたてならではのサクサク感を楽しんで!

    • お漬物バイキング1,700円。熟成させて旨味を引き出したほうじ茶とおみそ汁も付きます

    • 鉢に盛られた彩り豊かなお漬物。目移りするほど種類が豊富

    • 店内には飛鳥園所有の仏像などの写真が展示されています

    詳細情報

    住所
    奈良市登大路59
    電話
    0742-21-6055
    営業時間
    11:00~16:00(LO15:30)
    定休日
    不定休
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約10分
    WEB
    https://www.tsukihiboshi.com/
    07

    奈良国立博物館 なら仏像館
    ならこくりつはくぶつかん ならぶつぞうかん

    仏像好きが集う
    国内随一の展示施設

    明治27年(1894)完成の「旧帝国奈良博物館本館」(重要文化財/現在の奈良国立博物館旧本館)を利用した、仏像専門の展示施設。飛鳥時代から鎌倉時代までの仏像を中心に、国宝・重要文化財を含む約100体を常時展示しています。これほどの数の仏像を一度に鑑賞できる施設は、全国でもここだけ。
    13の展示室には、種類別、年代別、サイズ別などのテーマで分けられた仏像がガラスケースに並びます。大きなサイズの仏像は露出展示されており、様々な角度から見ることができます。近くでじっくりと見るからこそわかる素材の質感、顔の表情、背中の様子などがあり、お堂で鑑賞するのとは違う印象を受けます。

    • 吉野山・金峯山寺仁王門の金剛力士立像(重要文化財)を特別公開中(令和10年度終了予定)

    • すべての仏像は免震装置付きの台に展示されています

    • 外観。奈良で最初の本格的洋風建築(重要文化財)

    詳細情報

    住所
    奈良市登大路町50
    電話
    050-5542-8600(ハローダイヤル)
    入館時間
    9:30~17:00、土曜は20:00まで(いずれも入館は閉館の30分前まで)
    休館日
    月曜(祝日の場合は翌平日。連休の場合は最終日の翌日)、12月28日~1月1日
    入館料
    700円
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約15分
    WEB
    https://www.narahaku.go.jp/guide/butsuzo/
    08

    奈良県庁舎屋上広場
    ならけんちょうしゃおくじょうひろば

    古都の風景を一望できる
    人気ビュースポット

    こちらのコースの最後を飾るのは、奈良県庁の屋上広場。地元の人にも人気の絶景スポット。2・3月の土日祝日以外は毎日開放されており、エレベーターで自由に昇ることができます。興福寺をはじめ、若草山、東大寺、生駒山など、奈良の風景を一望でき、360度のパノラマを楽しめます。木製のベンチがあるので、景色を楽しみながら休憩するのにもピッタリです。屋上広場からさらに階段を上ると、より遠くまで見渡せる展望室もあります。

    • 展望室から見た興福寺。境内の広さを改めて感じることができます

    • 目の前に若草山が見える屋上広場

    • 案内板が設置されているので位置関係がよくわかります

    詳細情報

    住所
    奈良市登大路町30
    電話
    0742-27-8406
    (奈良県管財課管理係)
    開放時間
    8:30~17:30、土日祝10:00~17:00(4~10月)、13:00~17:00(11~1月)
    閉鎖日
    2・3月の土日祝、年末年始(12月29日~1月3日)
    入場
    無料
    アクセス
    近鉄奈良駅から徒歩約5分
    WEB
    https://www.pref.nara.jp/4203.htm

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      エリアマップ