日本最初の厄除け霊場・岡寺と、芸能の神様をまつる天河神社へ。奈良屈指の強力パワースポットで運気アップを祈願してきました。
Point 1
辰年の2024年!龍が眠る古刹で一年の願かけ
奈良には、日本最古がたくさんあります。
その中でも、日本はじまりの地といわれる明日香村にある岡寺は、日本最初の厄除け霊場として古くから信仰を集めています。
鎌倉時代に書かれた書物『水鏡』には、「厄年になったら岡寺にお参りするとよい」とあるそう。そう考えるとすごく歴史が長い!
厄除けだけではなく、家内安全や商売繁盛などさまざまなご祈祷をしてもらえます。
岡寺の正式名は龍蓋寺(りゅうがいじ)といいます。1300年前、お寺を開いた義淵僧正(ぎえんそうじょう)が、飛鳥を荒らしていた悪龍を池に封じ込めて大きな石で蓋をした伝説が残っていることから、“龍が眠る寺“といわれています。
2024年は12年に一度巡ってくる辰年。龍が眠るお寺を参拝するのに絶好の機会です。龍にちなんだ授与品もあるので、ぜひ岡寺にお参りし、ご利益にあずかりましょう。
岡寺(龍蓋寺)の詳細情報
- 住所
- 高市郡明日香村岡806
- WEB
- https://www.okadera3307.com/
Point 2
呼ばれないと行けない!芸能の神をまつる名社
奈良県の南部、世界遺産の吉野と熊野の中間にある天川村へ。こちらに芸能の神様をまつる天河神社が鎮まっていて、一度訪れてみたかった神社なんです。
本殿にまつられているのは、水の神である弁財天。水は川のせせらぎをはじめとする心地いい音を発することから、音の神様としても信仰されるようになりました。音に合わせて舞いが生まれ、そこから芸能の神様としても崇められるようになったそうです。
本殿の前は、舞や音楽などを神様に奉納するための神楽殿(能舞台)があります。能楽界のスーパースター・世阿弥の嫡男が、心願成就を願って能楽を奉納したという由緒ある舞台です。
本殿も拝殿も能舞台も、造りがすごくおしゃれなんですよね!
宮司さんに聞いたお話では、天川村は、陰と陽のはざまであるゼロ地点に位置することから、「誕生・出発・再生・甦り」の地として信仰されているそうです。自分を見つめ直して新たなスタートを切ることができる場所なんですね。
「呼ばれないと行けない」と聞いていましたが、行くことができてよかったです(笑)。高野山を開いた空海をはじめ、いろんなお坊さんも修行した場所だと聞いて、エネルギーが強いところなんだなとあらためて思いました。
天河神社(天河大辨財天社)の詳細情報
- 住所
- 吉野郡天川村坪内107
- WEB
- https://www.tenkawa-jinja.or.jp/
肌に刺さるほど古代の神気を纏う
玉置神社
標高1076mの玉置山山頂付近にある、紀元前創建の古社。神代杉など樹齢3000年の杉が林立する境内は神秘そのもの。社殿がなく、御神体の玉石に礼拝する玉石社は境内最強のパワースポットです。
玉置神社(たまきじんじゃ)の
詳細情報
- 住所
- 吉野郡十津川村玉置川1
- WEB
- https://tamakijinja.or.jp/