大自然の中で深呼吸！

非日常を味わうグランピング

今回の目的地であるグランピング施設に向かう前に、日本神話の地へちょっと立ち寄り。
奈良市街地から車で30分ほどのところにある柳生の里は、徳川将軍家の剣術指南役だった柳生一族の隠れ里です。
そこにある天乃石立（あまのいわたて）神社に足を運びました。

鳥居をくぐって境内に足を踏み入れると、空気が変わったよう。

天乃石立神社の御神体は、4つの巨石。
太陽神・天照大御神（あまてらすおおみかみ）が岩戸に隠れたとされる日本神話、天岩戸（あまのいわと）伝説にまつわる石です。

手力雄命（たぢからおのみこと）が天照大御神を外に出そうと天岩戸の扉を開いたときに、力余ってこの地に扉が飛んで来たという伝承があり、なんとそれがこの巨石なのだそう。

さらに奥に進むと、真っ二つに割れた巨石「一刀石（いっとうせき）」が見えてきます。
柳生新陰流の創始者・石舟斎宗厳（せきしゅうさいむねよし）が天狗と戦った際、天狗を切り捨てたと思っていたら、巨石を2つに割っていたと伝わる石です。

柳生の里から南へ向かい、自然豊かな都祁（つげ）の地へ。
こちらの「グランピングゲート奈良」は、森の中にある秘密基地のような場所。親子で心置きなく過ごせる隠れ家的スポットです。

グランピングは、自分でテントを張ったりしなくていいので、小さな子どもと2人でも気軽に楽しめます。

アウトドアの醍醐味であるバーベキューも楽しみの一つ。

奈良の旬の野菜やお肉を、気持ちのいいテラスで息子と一緒に食べると一層おいしいですね。

私はテラスで何もせずにゆったりまったり、横で息子はハンモックに揺られて上機嫌。
息子ととっておきのアウトドア時間を過ごせました。