奈良に温泉のイメージがなかったけれど、秘湯があると聞き、名水が湧き出る洞川(どろがわ)温泉へ。どこかスピリチュアルな雰囲気が漂う温泉街を訪れました。
Point 1
創業500年の温泉宿でゆったりおこもり
洞川温泉は、標高約820m余りの高地にある温泉郷。
日本独自の山岳信仰「修験道(しゅげんどう)」の聖地・大峯山(おおみねさん)の登山口にあり、古くから厳しい修行をする行者さん(山伏)たちを癒してきた場所だそうです。
今日のお宿は、花屋徳兵衛。洞川温泉で1番古いお宿で、創業はなんと500年!もとは行者さんのための宿でしたが、今は観光客、特に女性からの人気が高いそうです。
行者さんの提灯が飾られているなど、独特な雰囲気がありながら、新しくリノベーションされたお部屋もあって。昔と今が調和する居心地のいい旅館です。
滞在して思ったのは、掃除が行き届いていて、床がすっごくきれいに磨かれていたこと。感動しました!旅館の方がとても大切にされてるんだなぁって伝わってきて。
次は女友達とわいわい来たいなぁ。
花屋徳兵衛の詳細情報
- 住所
- 吉野郡天川村洞川217
- WEB
- https://www.tokubei.jp/
Point 2
清らかな名水で仕込んだクラフトビール
風情ある温泉街を歩いていると、女性一人でも入りやすい、おしゃれなクラフトビールのお店「洞川温泉醸造所」を見つけました。
ビールを造っているのは、温泉街にある「陀羅尼助(だらにすけ)」の老舗「銭谷小角堂」のご主人。
陀羅尼助は、日本で最も古い胃腸薬といわれ、今でも行者さんが愛用している薬。二日酔いに効くという陀羅尼助とビールって、相性いいかも(笑)。
地元の名水「ごろごろ水」で仕込んでいるビールは、口あたりがやわらかで、とてもフルーティー。「ごろごろ水」がおいしいから、ビールもすっきりしていておいしい!
洞川温泉醸造所の詳細情報
- 住所
- 吉野郡天川村洞川226
- WEB
- https://yama-beer.com/
深呼吸したくなる隠れ名所
河鹿の滝
大峯山脈の山上ケ岳を源流とする山上川にある滝。透き通った水とエメラルドグリーンの滝つぼが美しい。滝を間近に見ることができるので、マイナスイオンをたっぷりあびてリフレッシュできます。
河鹿の滝(かじかのたき)の
詳細情報
- 住所
- 吉野郡天川村洞川
- WEB
- https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/5152/